宇治市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「宇治市で、子どもを少しのあいだ見てもらえるところはあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、宇治市のしくみをまとめました。
宇治市では、日中一時支援や移動支援の料金が、お子様は大人より低くなる区分があります。また、日中一時支援は、施設のほかに宇治支援学校の空き教室でも行われています。この記事では、宇治市と京都府の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
宇治市の相談窓口
障害福祉サービスや、日中一時支援・移動支援の窓口は、障害福祉課です。移動支援のことは、障害福祉課 福祉サービス係が受けもっています。日中一時支援・移動支援の申しこみは、郵送でもできます。
市のページでは、市内の障害者相談支援事業所として、次の3か所が案内されています。
- 宇治市障害者生活支援センターそら(五ケ庄)
- 宇治市聴覚障害者生活支援センターそら(五ケ庄)
- 相談支援センターkokua(伊勢田町)
近くの城陽市には、「障害児(者)地域療育支援センターうぃる」もあります。市は、しおり「宇治市の障害福祉」(令和8年6月)を作っていて、サービスや相談先をまとめています。相談支援専門員(サービスの計画を作ってくれる人)については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。宇治市では、ご家族の仕事・病気・ひと休みなどでお世話ができないとき、施設や宇治支援学校の空き教室で、日中に見守りや、ふだんの練習をしてくれます。
- 対象:家でくらす、身体障害・知的障害・精神障害のあるお子様など。市の手引き(令和7年4月)では、年齢の制限はありません
- 支給の期間:決まった日から1年以内。続けて使うときは、期間が終わる前の1か月の間に更新の申しこみがいります
- 料金:費用に、世帯の区分ごとの割合をかけた額です
| 世帯の区分 | お子様の負担の割合 |
|---|---|
| 生活保護の世帯・市民税がかからない世帯 | 0% |
| 所得割の額が48,600円未満 | 1.2% |
| 48,600円以上97,000円未満 | 4.0% |
| 97,000円以上169,000円未満 | 6.0% |
| 169,000円以上280,000円未満 | 8.0% |
| 280,000円以上 | 10.0% |
1か月に使える日数や時間は、市の公式ページでは確かめられませんでした。障害福祉課でご確認ください。日中一時支援と放課後等デイサービスのちがいは、「短期入所と日中一時支援の違い・ヘルパーとの使い分け」でも書いています。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。宇治市では、社会に参加するための外出などのときに、ガイドヘルパーが移動を手伝います。
- 対象:いつも車いすを使っている肢体障害のお子様、知的障害のお子様、精神障害のお子様など
- 年齢:市の手引き(令和7年4月)では「制限なし(未就学児を除く)」。小学生から使えます
- 料金:日中一時支援と同じ割合です(所得割の額が48,600円未満の世帯は、お子様は1.2%)
- 1日で用事が終わる外出が対象です
市の要項には、事業の目的として「通学支援」も書かれています。市のQ&Aでは、通学支援の対象は「ご家族などの仕事や病気などで、通学のときに付きそう人がいない方」とされています。通学支援は、ふつうの移動支援とは別に申しこみがいります。1か月に使える時間などは、障害福祉課 福祉サービス係でご確認ください。通学の手だてについては「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」、移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」もあわせて読んでみてください。
短期入所・レスパイト
短期入所(ショートステイ)は、家でお世話をしている方が病気のときなどに、夜をふくめて短い期間、施設でお世話を受けられるサービスです。宇治市のしおりでは、障害支援区分1以上の方が対象と案内されています。市の手引きでは、お子様は、お子様用の区分(1〜3)で決まります。
しおりには、「レスパイト」ものっています。ご家族がお世話できないときに、家でくらす心身障害のある方を、一時的にあずかるものです。申しこみや問いあわせは、社会福祉法人 宇治東福祉会の専用電話です。対象の年齢や費用は、しおりには書かれていませんでした。障害福祉課や宇治東福祉会でご確認ください。
あずけさき手帖では、宇治市の「ちるるのおうち」を紹介しています。0歳から高校3年生までのお子様が、とまれる施設です。1回だけの利用はできず、2か月に1回以上、続けて使うことが条件です。京都府の医療型短期入所の施設は、京都府のまとめ(「京都府の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
京都府の医療的ケア児支援センターは「京都府医療的ケア児等支援センターことのわ」です。医療的ケアのあるお子様とご家族の相談先です。受付の曜日や時間は、京都府のページでご確認ください。
市に医療的ケア児コーディネーター(医療と福祉をつなぐ専門の人)がいるかや、看護師が家に来る在宅レスパイトがあるかは、市の公式ページでは確かめられませんでした。障害福祉課でたずねてみてください。医療的ケアのあるお子様のあずけ先については「医療的ケア児の預け先は?吸引や経管栄養があっても使える場所」、医療的ケア児支援センターについては「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」でくわしく書いています。
宇治市の手当や助成
しおり「宇治市の障害福祉」(令和8年6月)では、国の手当が、次のように案内されています(令和8年4月現在)。
- 障害児福祉手当:20歳未満の方に月額16,560円(所得制限があります)
- 特別児童扶養手当:1級は月額58,450円、2級は月額38,930円。家で20歳未満の、中ていど以上の障害のあるお子様を育てている方が対象です(所得制限があります)
市独自の手当があるかは、市の公式ページでは確かめられませんでした。障害福祉課でご確認ください。手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でもまとめています。
さいごに
宇治市では、日中一時支援や移動支援を、お子様は少ない負担で使える区分があります。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。障害福祉課や相談支援事業所、相談支援専門員に、今の暮らしをそのまま話してみてください。
京都府全体のあずけ先は、「京都府の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」にまとめています。近くの市のしくみは、京都市(「京都市の日中一時支援・移動支援」)、大津市(「大津市の日中一時支援・移動支援」)の記事もご覧ください。あずけさき手帖では、宇治市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは宇治市障害福祉課でご確認ください。
出典:
- 宇治市「しおり「宇治市の障害福祉」」 https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/50/31094.html
- 宇治市「宇治市の障害福祉(令和8年6月)(PDF)」 https://www.city.uji.kyoto.jp/uploaded/attachment/52995.pdf
- 宇治市「宇治市障害者等日中一時支援事業実施要項(PDF)」 https://www.city.uji.kyoto.jp/uploaded/attachment/53464.pdf
- 宇治市「宇治市障害者等移動支援事業実施要項(PDF)」 https://www.city.uji.kyoto.jp/uploaded/attachment/32922.pdf
- 宇治市「宇治市障害者等移動支援事業 利用できる場合、できない場合 Q&A(PDF)」 https://www.city.uji.kyoto.jp/uploaded/attachment/39594.pdf
- 宇治市「障害福祉サービス等の手引き(相談支援専門員向け)令和7年4月(PDF)」 https://www.city.uji.kyoto.jp/uploaded/attachment/46573.pdf
- 宇治市「移動支援・日中一時支援・地域活動支援センターの利用申請について」 https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/50/6224.html
- 宇治市「障害者相談支援事業について」 https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/50/81991.html
- 京都府「京都府医療的ケア児等支援センターことのわ」 https://www.pref.kyoto.jp/shogaishien/iryotekicarejitou/kotonowa.html