京都市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
京都市で、重い障害や医療的ケアのあるお子様をあずけたいときに使える、市のしくみをまとめました。
京都市では、お子様のサービスによって相談先が分かれていることがあります。どこに聞けばいいか迷ったときの手がかりにしてください。
京都市の相談窓口
障害福祉サービスの申請書は、お住まいの区役所・支所の障害保健福祉課に出します(京北地域の方は京北出張所)。市の様式のページには、18歳未満のお子様用の申請書もあります。
一方で、市のほかのページでは、18歳未満のお子様の日中一時支援や短期入所の問い合わせ先が、京都市発達相談所(南区・伏見区の方は第二児童福祉センター発達相談部門)と案内されているものもあります。まずは区役所・支所の障害保健福祉課に電話で「子どもの短期入所と日中一時支援を使いたい」と伝え、どこに申しこむかを確かめると安心です。
暮らし全体の相談は、市内15か所の障害者地域生活支援センターでも受けています。
日中一時支援(日帰りのあずかり)
京都市の日中一時支援は、ご家族の病気などで一時的にお世話ができないときに、お子様が施設で日帰りですごせる制度です。市の要綱では「日中短期入所」ともよばれています。
- 京都市に住み、家でくらしているお子様が対象です。
- 日中に見守る人がいないため、一時的に見守りが必要なときに使えます。
- 市の要綱では、使える日数の上限は「その月の日数から4日を引いた日数」です(市が特に必要と認めたときは別)。
- 利用者負担は、所得に応じた上限月額が決まっています。くわしい額は窓口で確かめてください。
移動支援とほほえみネット
移動支援は、外出のときにガイドヘルパーが付きそう制度です。全身性障害・知的障害・精神障害のある方などが対象で、窓口は区役所・支所の障害保健福祉課です。
京都市には、移動支援をひろげた「ほほえみネット」もあります。
- 放課後支援:お父様・お母様がお仕事などで昼間いない家庭のお子様を、ヘルパーが放課後に見守ります。学校からの送りも入ります。
- 通学支援:通学のときにヘルパーが送り迎えをします。始まったときの市の発表では、ひとり親家庭で、お仕事や病気のために通学の付きそいができないお子様などが対象とされています。
どちらも「一定の要件あり」とされています。使えるかどうかは、区役所・支所の障害保健福祉課でご相談ください。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、ご家族が病気のときなどに、お子様が短い期間、施設に泊まれる制度です。18歳未満の身体障害・知的障害のあるお子様は、市のページでは発達相談所(南区・伏見区は第二児童福祉センター)が問い合わせ先になっています。
京都市内やその近くで、重症心身障害や医療的ケアのあるお子様を受け入れる施設は、京都府のまとめ(「京都府の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。どこも事前の診察や体験利用が必要で、はじめて使うまで時間がかかります。早めに相談を始めましょう。
医療的ケアのあるお子様へ
京都市では「医療的ケア児等地域支援コーディネート事業」を行っています。医療と福祉にくわしいコーディネーターが、保育園や学校への受け入れの調整や、支援機関どうしのつなぎ役をします。市の相談窓口のページでは、中部(上京・中京・下京・南区)、東部(東山・山科区、醍醐支所管内)、南部(伏見区、醍醐支所管内をのぞく)の3つの地域に窓口があります。
京都府全体の窓口として、京都府医療的ケア児等支援センター「ことのわ」もあります。お住まいの地域にコーディネーターの窓口がないときは、こちらに相談してみてください。
人工呼吸器を使っている難病のお子様には、保険の回数をこえる訪問看護を市が支える「在宅人工呼吸器使用難病患者支援事業」もあります。対象になるかは、主治医や訪問看護ステーションにご相談ください。
家でのおふろがむずかしい重い身体障害のお子様には、入浴車が家に来る「訪問入浴サービス」もあります。窓口は区役所・支所の障害保健福祉課です。
使いはじめるまでの流れ
京都市で、はじめてあずけ先を使うときは、だいたい次のような順番になります。
- 区役所・支所の障害保健福祉課(または発達相談所)に、使いたいサービスを伝えて申しこむ
- 相談支援事業所に、どのサービスをどれくらい使うかの計画を作ってもらう
- 市が支給を決めると、受給者証がとどく
- 使いたい施設に連絡して、見学や面談、体験利用をする
- 施設と契約して、利用の予約をする
施設によっては、体験利用まで何か月も待つことがあります。「まだ先でいい」と思っていても、受給者証だけは早めにとっておくと、いざというときに使いやすくなります。
さいごに
京都市では、お子様のサービスの相談先が、区役所・支所と発達相談所に分かれていることがあります。まずは区役所・支所に電話して、どこで申しこむかを確かめるのが近道です。
あずけさき手帖では、京都市の施設をさがせます。京都府全体のあずけ先は、京都府のまとめ(「京都府の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)もごらんください。
※制度や金額は、年度や市区町村によって変わります。くわしくはお住まいの区役所・支所でご確認ください。
出典:
- 京都市「区役所・支所の障害保健福祉課で受け付けている申請書等の様式」 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000284744.html
- 京都市「障害福祉施策情報 - 在宅福祉サービス 1」 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000181041.html
- 京都市「障害福祉施策情報 - 相談等の窓口」 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000181047.html
- 京都市地域生活支援事業(日中一時支援(日中短期入所)ほか)実施要綱 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000201841.html
- 京都市「障害がある人へのサービス」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000251100.html
- 京都市 ほほえみネット 記者発表資料 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000155/155549/hohoemikouhousiryo.pdf
- 京都市医療的ケア児等地域支援コーディネート事業 https://www.city.kyoto.lg.jp/hagukumi/cmsfiles/contents/0000325/325932/kouhousiryou.pdf
- 京都市在宅人工呼吸器使用難病患者支援事業実施要綱 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000272/272396/youkou070801.pdf