医療的ケア児の預け先は?吸引や経管栄養があっても使える場所
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はじめに
たんの吸引や経管栄養、人工呼吸器など、毎日の生活に医療的なケアが必要なお子様は、あずけ先がとても限られています。「受け入れてくれるところが見つからない」という声を、たくさん聞きます。
この記事では、医療的ケアのあるお子様のあずけ先を、どこから、どう探せばいいかをまとめました。
医療的ケアのあるお子様が使えるあずけ先
| あずけ先 | どんなところ |
|---|---|
| 医療型短期入所 | 病院などで、看護師などがいる中でお泊まりや日帰りができる。使えるお子様の条件があるので、市区町村に確かめる |
| 医療型特定短期入所 | 病院などで、お泊まりなしの日中だけあずかる |
| レスパイト入院 | 病院が独自に行う、ご家族の休息のための短い入院(医療保険で行うところもある) |
| 日中一時支援 | 看護師がいる事業所なら、日中の数時間あずかれることがある |
| 訪問看護・居宅介護 | ご自宅に看護師やヘルパーが来てくれる |
名前が似ていても、制度や費用、手続きがちがいます。施設に問い合わせるときは、どのサービスを使いたいかを伝えると話が早いです。
まず相談したい場所
- 都道府県など(大きな市にもあることがあります)の「医療的ケア児支援センター」:医療的ケアのあるお子様とご家族の相談窓口です
- かかりつけの病院:レスパイト入院を行っている病院を知っていることがあります
- 相談支援事業所:サービスの計画を一緒に考えてくれます
- 市区町村の障害福祉の窓口
問い合わせるときに伝えること
- お子様の年齢
- 必要なケアの内容(吸引の回数、経管栄養の方法、呼吸器の設定など)
- 使いたい時間(日中だけか、お泊まりか、夜も必要か)
- お住まいの地域と、送り迎えができるか
「吸引ができます」と書いてあっても、夜の体制や回数によっては受け入れがむずかしいこともあります。具体的に伝えて、確かめておくと安心です。
はじめて使うまでの流れ
医療型の短期入所は、受給者証の手続きのほかに、主治医の紹介状、事前の診察、ご家族付きそいの体験入所などが必要なところが多いです。はじめての利用まで、数か月かかることもあります。
急に必要になってからでは間に合わないことがあるので、「元気なうちに、1回使っておく」ことをおすすめします。
さいごに
医療的ケアのあるお子様のあずけ先は、まだ足りていないのが現実です。だからこそ、早めに情報を集めて、いくつかの候補を持っておくことが大切です。
あずけさき手帖では、たんの吸引・経管栄養・人工呼吸器など、必要なケアから施設を探せます。