大津市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「大津市で、子どもを少しのあいだ見てもらえるところはあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、大津市のしくみをまとめました。
大津市では、日中一時支援の料金が、使った時間ごとにはっきり決められています。この記事では、大津市の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
大津市の相談窓口
大津市で障害福祉のサービスを使うときの窓口は、健康福祉部 障害福祉課です。市役所本館の1階(御陵町)にあります。日中一時支援や移動支援の申しこみも、障害福祉課です。申しこみの前に、相談支援事業所に相談することもできます。
小さいお子様の発達や福祉サービスの相談は、市の「やまびここども療育センター」でも受けています。相談支援専門員(サービスの計画を作ってくれる人)については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。大津市では、ご家族のお仕事や、ふだんお世話をしている方が一時的に休むために、日中の活動の場をつくる事業として行っています。
市のガイドライン(2026年2月改定)では、次のように書かれています。
- 小学校に入る前のお子様は、障害のあるなしにかかわらず家族の見守りが必要な年齢なので、特別な事情がないかぎり使えません
- 使えるのは1日1回までで、1日に2か所の事業所は使えません
料金は、使った時間で1回ごとに決まっています。
| 1回の利用時間 | 料金 |
|---|---|
| 1時間未満 | 250円 |
| 1時間以上〜2時間未満 | 300円 |
| 2時間以上〜3時間未満 | 350円 |
| 3時間以上〜4時間未満 | 450円 |
| 4時間以上〜6時間未満 | 500円 |
| 6時間以上〜7時間未満 | 600円 |
| 7時間以上〜8時間未満 | 700円 |
| 8時間以上 | 800円 |
車で家と事業所の間を送り迎えしてもらうと、片道50円かかります。生活保護の世帯と、市民税がかからない世帯は、料金がかかりません。食事代や材料費などは、別にかかることがあります。
使いはじめるまでの流れは、障害福祉課に申しこむ → 利用の決定を受ける → 事業所を選んで契約する、の順です。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。大津市では、ひとりで外出するのがむずかしい、学齢児以上(小学校に入ってから)の方が対象です。全身性の障害のある方、知的障害・精神障害のある方、目の不自由な方などが入ります。
市のガイドライン(2021年7月から使われているもの)では、次のように決まっています。
- 保護者がいっしょに行くのがふつうの外出や、その年齢でひとりで出かけるとは考えにくい外出には使えません。ただし、体の介助や行動障害への対応が保護者だけではむずかしいなど、特別な事情があれば認められることがあります
- 学校への通学には、原則として使えません。保護者の病気や入院などで、一時的に通学の支えが必要なときは、先に障害福祉課へ相談すると認められることがあります
- 学童保育は、学校から学童への片道だけ使えます。放課後等デイサービスへの送り迎えには使えません
- 1対1の支援は、1か月30時間までです。長い休みなどで足りないときは、1か月60時間までの範囲で申しこめます(原則、続けて3か月まで)
料金は、市民税がかからない世帯は0円です。市民税がかかる世帯は、1対1の支援で、30分までが260円、1時間までが410円、1時間30分までが600円です。そのあとは30分ごとに80円ずつ上がります。
通学の手だてについては「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」、移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」もあわせて読んでみてください。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、家でお世話をしている人が病気のときなどに、夜をふくめて短い期間、施設でお世話を受けられるサービスです。使える日数などは、障害福祉課でご確認ください。
大津市の近くや滋賀県の医療型短期入所の施設は、滋賀県のまとめ(「滋賀県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。空きや受け入れの条件は時期によって変わるので、使う前に施設へ確かめてください。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
大津市のやまびここども療育センターには、医療的ケア児等コーディネーター(医療と福祉をつなぐ専門の人)がいます。発達に支えが必要な乳幼児とご家族の、福祉サービスの相談や、利用の計画づくりも手伝ってくれます。
また、市立やまびこ総合支援センターの「生活支援センター」では、知的障害や重症心身障害、医療的ケアのある方などを主な対象に、専門的な相談にのっています。
滋賀県全体の窓口として、滋賀県重症心身障害児者・医療的ケア児等支援センター「こあゆ」もあります。医療的ケアのあるお子様のあずけ先については「医療的ケア児の預け先は?吸引や経管栄養があっても使える場所」、医療的ケア児支援センターについては「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」でくわしく書いています。
大津市の手当や助成
大津市の公式ページでは、国の手当(特別児童扶養手当、障害児福祉手当)や、障害のある方の医療費の助成が案内されています。大津市だけの手当や助成で使えるものがあるかは、障害福祉課でたずねてみてください。手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でもまとめています。
さいごに
大津市では、日中一時支援が1回250円から使えること、移動支援の使い方がガイドラインでくわしく決められていることがわかりやすいところです。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。障害福祉課や相談支援専門員、やまびここども療育センターに、今の暮らしをそのまま話してみてください。
滋賀県全体のあずけ先は、「滋賀県のあずけ先まとめ」にまとめています。あずけさき手帖では、大津市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは大津市障害福祉課でご確認ください。
出典:
- 大津市「障害福祉課」 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1408/index.html
- 大津市「日中一時支援事業について」 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1408/g/d/11229.html
- 大津市「大津市障害者日中一時支援事業ガイドライン(令和8年2月25日改定)」 https://www.city.otsu.lg.jp/material/files/group/232/02kaiteigonicchuuichijigaideline.pdf
- 大津市「移動支援事業について」 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1408/g/d/61445.html
- 大津市「大津市障害者移動支援事業ガイドライン<利用者編>」 https://www.city.otsu.lg.jp/material/files/group/232/gaidorainnriyousyahen.pdf
- 大津市「やまびここども療育センター 事業案内」 https://www.city.otsu.lg.jp/kosodate/ss/rh/Y/67900.html
- 大津市「大津市立やまびこ総合支援センター 施設・事業案内」 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1428/y/1388544051118.html
- 大津市「障害児福祉手当について」 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1408/g/j/139020.html
- 大津市「特別児童扶養手当について」 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1408/g/j/139014.html
- 大津市「障害者の医療費助成について」 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/020/1403/g/josei/fukushiiryohi/138907.html