宇部市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「宇部市で、子どもを少しのあいだ見てもらえるところはあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、宇部市のしくみをまとめました。
宇部市は、日中一時支援のくわしいきまり(ガイドライン)を公開していて、使える日数や負担の上限がわかります。この記事では、宇部市と山口県の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
宇部市の相談窓口
宇部市の障害福祉の窓口は、健康福祉部 障害福祉課です。障害福祉サービスや、放課後等デイサービスなどの障害児通所給付も、障害福祉課が受けもっています。
市役所の障害福祉課の中(6番窓口)には、「基幹相談支援センター」もあります。障害のある方・お子様やご家族、支える人からの相談を受け、地域の相談支援事業所と力を合わせてくれるところです。
ほかに、次のところでも相談できます。
- 宇部市障害者生活支援センター(鵜の島町):サービスの使い方の相談のほか、もしものときのショートステイ(緊急ショート)を使うための聞きとりや送り迎えもしています
- 生活支援センターふなき(大字船木)
相談支援専門員(サービスの計画を作ってくれる人)については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。宇部市では、日中に見守りなどが必要な障害のある方・お子様をあずかり、ご家族のお仕事や、お世話をしているご家族がひと息つくことを支える事業です。
市の「日中一時支援事業のガイドライン」(2025年10月)では、次のように決められています。
- 対象:家でくらしていて、障害者手帳を持っている方、医師の診断書などで障害があると認められる方など。年れいの制限はありません
- 使える日数:ご家族とくらしている方は、1か月に10日以内
- 数え方:1日4時間以下なら0.25日、4時間をこえて8時間以下なら0.5日、8時間をこえると0.75日として数えます
たとえば、1回4時間以下の利用なら、10日分で40回まで使えることになります。
料金は、かかったお金の1割を自分ではらいます。1か月にはらう額には上限があります。
- 生活保護の世帯・市民税がかからない世帯:0円
- 18歳未満で、世帯の市民税(所得割)の合計が28万円未満:4,600円
- それ以外で市民税がかかる世帯:37,200円
食事代などは、別にかかることがあります。申しこみから決まるまで、1か月半から2か月ほどかかります。早めに申しこむと安心です。市の「障害福祉サービス事業所」のページ(2026年7月現在)に、日中一時支援の事業所の一覧がのっています。くわしくは障害福祉課でご確認ください。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。宇部市では、1人で外出するのがむずかしい障害のある方・お子様が対象です。重度訪問介護・同行援護・行動援護などが決まっている方は、のぞかれます。
日中一時支援のガイドラインでは、日中一時支援への送り迎えに移動支援は、原則として使えないとされています。ご家族の体調が悪いときなどは、みとめられることがあります。くわしくは障害福祉課でご確認ください。
何歳から使えるか、通学に使えるか、使える時間は、市の公式ページでは確かめられませんでした。障害福祉課でご確認ください。移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」、通学の手だてについては「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」もあわせて読んでみてください。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、家でお世話をしている方が病気のときなどに、夜をふくめて短い期間、施設でおふろ・トイレ・食事のお世話などを受けられるサービスです。宇部市では、お子様も対象です。
市の「障害福祉サービス事業所」のページ(2026年7月現在)に、短期入所の事業所のガイドブックがのっています。医療型の短期入所の施設は、山口県のまとめ(「山口県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
山口県の「医療的ケア児支援センター」は東部と西部の2か所にあり、宇部市は西部センター(下関市の相談支援事業所じねんじょの中)が受けもっています。
- 受付:月曜日から金曜日の9時から16時(祝日・年末年始は休み)
- 相談のしかた:電話、ファクス、メール、行って話す(予約が必要)
くわしくは山口県のページでご確認ください。
保育園に入りたいときは、市立神原保育園で「医療的ケア児保育支援」が行われています。導尿・経管栄養・たんの吸引の3つが、基本の医療的ケアです。月曜日から土曜日の9時から17時の中で行います。お父様・お母様のお仕事などで、保育が必要とみとめられることが条件です。くわしくはこども未来部 保育幼稚園課でご確認ください。
医療的ケアのあるお子様のあずけ先については「医療的ケア児の預け先は?吸引や経管栄養があっても使える場所」、医療的ケア児支援センターについては「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」、保育園のしくみについては「医療的ケア児は保育園・幼稚園に入れる?受け入れのしくみ」でくわしく書いています。
宇部市の手当や助成
市の「障害者のためのあんしんガイド」(2026年4月版)では、次のように案内されています。
- 障害児福祉手当:月額16,560円(所得制限があります)。窓口は障害福祉課
- 特別児童扶養手当:1級は月額58,450円、2級は月額38,930円。窓口はこども政策課
- 福祉タクシー券:身体障害者手帳1〜3級か、療育手帳Aの方(自動車税などの減免を受けている方はのぞく)。1枚500円の券55枚つづりを、1年に1冊
- 軽い・中くらいの難聴のお子様の補聴器の助成:18歳未満で、両耳の聞こえが原則30デシベル以上のお子様。基準の額の3分の2まで
手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でもまとめています。
さいごに
宇部市では、日中一時支援が1か月10日以内(ご家族とくらす方)で、4時間以下なら0.25日と数えるので、短い時間をこまめに使うこともできます。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。障害福祉課や基幹相談支援センター、相談支援専門員に、今の暮らしをそのまま話してみてください。
山口県全体のあずけ先は、「山口県のあずけ先まとめ」にまとめています。近くの市のしくみは、山口市(「山口市の日中一時支援・移動支援」)、下関市(「下関市の日中一時支援・移動支援」)の記事もご覧ください。あずけさき手帖では、宇部市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは宇部市障害福祉課でご確認ください。
出典:
- 宇部市「地域での生活支援(日中一時支援、移動支援)」 https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kenkou/1026872/1028098/1028197.html
- 宇部市「宇部市日中一時支援事業のガイドライン(令和7年10月)」 https://www.city.ube.yamaguchi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/018/764/23nicchuugaido.pdf
- 宇部市「障害児(こども)のサービス」 https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kenkou/1026872/1028098/1027982.html
- 宇部市「障害者(おとな)のサービス」 https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kenkou/1026872/1028098/1028199.html
- 宇部市「市内の障害福祉サービス事業所」 https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kenkou/1026872/1028098/1028146.html
- 宇部市「相談窓口」 https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kenkou/1026872/1028141/1028143.html
- 宇部市「障害者のためのあんしんガイド(令和8年4月)」 https://www.city.ube.yamaguchi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/028/090/anshin_guide_202604.pdf
- 宇部市「医療的ケア児保育支援」 https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kosodate/kosodateouen/mokuteki/azukari/1013018.html
- 山口県「山口県医療的ケア児支援センター」 https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/50/144346.html