つくば市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「つくば市で、子どもを少しのあいだ見てもらえるところはあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、つくば市のしくみをまとめました。
つくば市では、日中のあずかりを「日中一時預かりサービス」とよび、移動支援とあわせて、市がお金を助成するしくみにしています。障害福祉課には、医療的ケア児等コーディネーターもいます。この記事では、つくば市の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
つくば市の相談窓口
つくば市の障害福祉の窓口は、福祉部 障害福祉課(市役所、研究学園)です。課の中で、受けもちが分かれています。
- 福祉サービス係:障害福祉サービス、放課後等デイサービスなどの障害児通所給付、移動支援、日中一時預かり
- 総合支援係:障害者手帳、特別児童扶養手当など
- 福祉連携係:発達相談、医療的ケアのあるお子様などの相談
課の紹介ページは2023年のものです。くわしくは障害福祉課でご確認ください。
障害福祉課では、発達が気になる18歳未満のお子様のお父様・お母様向けの相談(無料・予約制)もしています。心理士や言語聴覚士が話を聞いてくれます。
サービスの使い方の相談は、つくば市社会福祉協議会の障害者相談支援事業所(福祉支援センターやたべの中)でもできます。相談支援専門員(サービスの計画を作ってくれる人)については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時預かりサービス
つくば市の「日中一時預かりサービス」は、お泊まりをしない日中のあずかりに、市がお金を助成するしくみです。
- 対象:18歳未満で障害者手帳などを持っているお子様、医師の診断書で心身の障害がみとめられる18歳未満のお子様、短期入所の支給が決まっている方など
- 助成の時間:1か月60時間まで(7月は70時間、8月は80時間まで)
- 使うには「日中一時預かりサービス利用費助成金受給者証」が必要です
夏休みの7月・8月は時間がふえるので、長い休みのあずけ先を考えるときに助かります。市は、協定を結んだ事業所の一覧(2026年6月)を公開しています。
自分ではらう額は、市の公式ページでは確かめられませんでした。年れいや世帯のようすで手続きや書類がちがうので、申しこむ前に障害福祉課にたずねるよう案内されています。くわしくは障害福祉課でご確認ください。夏休みのすごし方は「障害児の夏休みをどう乗りきる?使える支援まとめ」でもまとめています。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。つくば市では、外での移動がむずかしい方がヘルパーを使ったときの費用を、市が助成します。
- 対象:身体障害者手帳1級か2級(その障害だけの等級)の方、療育手帳の方、精神障害者保健福祉手帳の方
- 助成の時間:1か月30時間まで(30分ごとに数えます)
- 使えない外出:通学、通所、通院、通勤など
- 助成の割合:市民税がかからない世帯は、市の決めた額の全部。市民税がかかる世帯は9割
- 18歳未満のお子様は、同じ世帯の方などのうち1人でも市民税がかかっていれば、9割になります
市の決めた額をこえる分や、交通費・食事代は、自分ではらいます。助成のお金は、事業所が市に請求するしくみです。重度訪問介護・同行援護・行動援護などが決まっている方は、のぞかれます。
学校の送り迎えには使えないので、通学の手だては「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」、移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」もあわせて読んでみてください。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、家でお世話をしている方が病気のときなどに、夜をふくめて短い期間、施設でおふろ・トイレ・食事のお世話などを受けられるサービスです。
つくば市内の短期入所や医療型短期入所の施設名は、市の公式ページでは確かめられませんでした。つくば市の近くや茨城県の施設は、茨城県のまとめ(「茨城県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
つくば市の障害福祉課には、医療的ケア児等コーディネーター(医療と福祉をつなぐ専門の人)がいます。医療的ケアのあるお子様とご家族の相談にのり、必要なサービスを紹介してくれます。
災害へのそなえとして、医療的ケアに使う物を保管したり、「災害時対応ノート」を作るのを手伝ったりもしています。市の会議の記録(2025年度)では、相談窓口は言語聴覚士と保健師の2人が受けもっているとされています。
県全体の窓口として、「茨城県医療的ケア児支援センター みちしるべ」もあります。医療的ケアのあるお子様のあずけ先については「医療的ケア児の預け先は?吸引や経管栄養があっても使える場所」、医療的ケア児支援センターについては「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」、災害へのそなえについては「医療的ケア児の災害・停電へのそなえ・今日からできること」でくわしく書いています。
つくば市独自の手当や助成
つくば市には、市独自の「つくば市在宅障害児福祉手当」があります。
- 対象:20歳未満の家でくらす障害のあるお子様と、いっしょにくらすお父様・お母様など
- 障害の程度:身体障害者手帳1〜3級くらい、療育手帳マルA・A・Bくらいなど
- 額:お子様1人につき月額5,000円(4月・8月・12月に支給)
- 所得制限:ありません
- 施設に入っているときや、お子様が障害児福祉手当を受けているときは、もらえません
国の障害児福祉手当は、2026年度は月額16,560円です(所得制限があります)。特別児童扶養手当は、2026年度は1級が月額58,450円、2級が月額38,930円です。どちらの手当を受けるのがよいか、障害福祉課に相談してみてください。手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でもまとめています。
ほかに、タクシー運賃の助成もあります。くわしくは障害者地域支援室でご確認ください。
さいごに
つくば市では、日中一時預かりサービスが夏休みに時間をふやせるしくみになっていて、医療的ケアのあるお子様の相談先も障害福祉課にあります。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。障害福祉課や相談支援専門員に、今の暮らしをそのまま話してみてください。
茨城県全体のあずけ先は、「茨城県のあずけ先まとめ」にまとめています。近くの市のしくみは、水戸市(「水戸市の日中一時支援・移動支援」)の記事もご覧ください。あずけさき手帖では、つくば市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくはつくば市障害福祉課でご確認ください。
出典:
- つくば市「障害福祉課」 https://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/joho/soshiki/hokenfukushi/1003483.html
- つくば市「相談窓口一覧(つくば市役所内)」 https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/fukushibushogaishachiikishienshitsu/gyomuannai/3/4/1001355.html
- つくば市「日中一時預かりサービス利用費の助成について」 https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/fukushibushogaifukushika/gyomuannai/2/2/3/1001369.html
- つくば市「移動支援サービス利用費の助成」 https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/fukushibushogaifukushika/gyomuannai/2/2/3/1001368.html
- つくば市「障害者移動支援サービス利用費助成金支給事業資料(令和8年4月)」 https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/44/ido_shiryo2604.pdf
- つくば市「障害者福祉ガイドブック(令和8年4月現在)」 https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/59/guidebookseisin2026.pdf
- つくば市「令和7年度第1回つくば市医療的ケア児支援体制協議会 会議録」 https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/7/shientaiseiR7.pdf
- つくば市「障害児(者)の手当」 https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/fukushibushogaifukushika/gyomuannai/2/2/2/1001374.html
- つくば市「障害者タクシー運賃助成事業」 https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/fukushibushogaishachiikishienshitsu/gyomuannai/3/3/2/1001366.html
- 茨城県「茨城県医療的ケア児支援センター みちしるべ」について https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/shofuku/kikaku/iryoutekikeaji/michishirube.html