立川市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「立川市で、子どもを少しのあいだ見てもらえるところはあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、立川市のしくみをまとめました。
立川市では、2024年4月から、移動支援を通学にも使えるようになりました。また、医療的ケアのあるお子様の家に看護師が来てくれる「在宅レスパイト・就労等支援事業」は、1年で144時間まで使えます。この記事では、立川市と東京都の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
立川市の相談窓口
障害福祉サービスの窓口は、福祉部 障害福祉課(市役所1階)です。課の中は係に分かれていて、市のページでは、次のように案内されています。
- 移動支援:障害福祉第二係
- 医療的ケアのあるお子様の相談、在宅レスパイト、児童発達支援・放課後等デイサービス:障害福祉第四係
- 市の手当:窓口係
2025年9月1日には「立川市基幹相談支援センター」ができました。市の社会福祉協議会(富士見町)が受けもち、障害のある方やご家族の話を聞いて、いっしょに考え、必要な支えや相談先につないでくれます。相談支援専門員(サービスの計画を作ってくれる人)については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。
立川市の公式ページでは、日中一時支援のしくみ(対象・時間・料金)を確かめられませんでした。日帰りのあずかりを探しているときは、障害福祉課でたずねてみてください。日中一時支援と放課後等デイサービスのちがいは、「短期入所と日中一時支援の違い・ヘルパーとの使い分け」でも書いています。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。立川市では、小学校に入る前のお子様をのぞく、障害のあるお子様が使えます。
1か月に使える時間は、次のとおりです。
| 区分 | 1か月の上限 |
|---|---|
| 小学生 | 15時間 |
| 中学生・高校生など | 20時間 |
夏休みの8月は、小・中・高校生にかぎり、決まった時間の2倍まで使えます(ふえた分は9月にくりこせません)。
2024年4月から、通学のときや、障害福祉サービスに通うときにも使えるようになりました。このとき、家以外の場所から、家以外の場所への移動にも使えます。
料金はかかる費用の1割(1時間230円)で、生活保護の世帯と市民税がかからない世帯は0円です。交通費や食事代は別にかかることがあります。通勤や、とまりの外出、決まった通院は、原則として対象外です。申しこみは障害福祉課で、手帳か自立支援医療の受給者証がいります。通学の手だてについては「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」、移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」もあわせて読んでみてください。
短期入所・認定短期入所
短期入所(ショートステイ)は、家でお世話をしている方が病気のときなどに、夜をふくめて短い期間、施設でお世話を受けられるサービスです。
立川市には、「心身障害者(児)認定短期入所事業」があります。
- 使える日数:1か月5泊まで
- 費用:1日868円(生活保護の世帯をのぞく)と、食事代などの実費
- 申しこみ:障害福祉課で手続きをして、施設に直接予約します
「在宅心身障害者(児)等緊急一時保護事業」とは、いっしょに使えません。緊急一時保護事業の中身は、市の公式ページでは確かめられませんでした。このページは更新日が少し古いので、くわしくは障害福祉課でご確認ください。
市の「地域生活支援拠点等事業」には、お世話をする人が急に入院したときに一時的にとまれる場所を用意するしくみもあります。ただし、こちらは18歳以上の方が対象です。
東京都の医療型短期入所の施設は、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
立川市の「在宅レスパイト・就労等支援事業」では、市と契約した訪問看護事業者の看護師が家に来て、ご家族の代わりに医療的ケアをともなう見守りや介助をしてくれます。
- 対象:医療的ケアのいる重症心身障害児(者)や18歳未満の障害のあるお子様で、医療保険の訪問看護を使っている方
- 使える時間:1年で144時間まで。1回2時間から4時間まで(年度のとちゅうで登録したときは、のこりの月数×12時間まで)
- 費用(18歳未満のお子様):市民税がかからない世帯は0円。所得割28万円未満の世帯は、2時間で180円、4時間で360円。それ以外の世帯は、2時間で1,500円、4時間で3,000円
市は、医療的ケアのいるお子様のための制度や相談先をまとめたリーフレットも作っていて、2026年6月に新しくしました。窓口は障害福祉課 障害福祉第四係です。市に医療的ケア児コーディネーター(医療と福祉をつなぐ専門の人)がいるかは、公式ページでは確かめられませんでした。
東京都の医療的ケア児支援センターは、区部(都立大塚病院の中)と多摩(都立小児総合医療センターの中、府中市)の2か所です。医療的ケアのあるお子様のあずけ先については「医療的ケア児の預け先は?吸引や経管栄養があっても使える場所」、医療的ケア児支援センターについては「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」でくわしく書いています。
立川市の手当や助成
東京都の「児童育成手当(障害手当)」は、20歳未満で、身体障害者手帳1〜2級程度、愛の手帳1〜3度程度などのお子様を育てている方に、お子様1人につき月15,500円が出ます。所得制限があり、令和8年6月分から基準が97,000円上がりました(扶養する人が0人のとき3,758,000円)。窓口は子ども家庭部 子ども政策課です。
市の「心身障害者手当(市制度)」は、身体障害者手帳1・2級や愛の手帳1〜3度などで月6,000円、3・4級や4度で月4,500円です。ただし、児童育成手当(障害手当)を受けている方は受けられません。手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でもまとめています。
さいごに
立川市では、通学にも使える移動支援や、看護師が家に来てくれる在宅レスパイトがあります。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。障害福祉課や基幹相談支援センター、相談支援専門員に、今の暮らしをそのまま話してみてください。
東京都全体のあずけ先は、「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」にまとめています。近くのしくみは、八王子市(「八王子市の日中一時支援・移動支援」)、府中市(「東京都府中市の日中一時支援・移動支援」)の記事もご覧ください。あずけさき手帖では、立川市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは立川市障害福祉課でご確認ください。
出典:
- 立川市「移動支援事業」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/kenko/shogai/1003561/1003584/1020751.html
- 立川市「立川市移動支援事業について(令和6年4月~)(PDF)」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/020/751/20251111-2.pdf
- 立川市「心身障害者(児)認定短期入所事業」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/kenko/shogai/1003561/1003584/1003603.html
- 立川市「立川市地域生活支援拠点等事業」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/kenko/shogai/1003562/1003636.html
- 立川市「立川市基幹相談支援センター」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/kenko/shogai/1003562/1025005.html
- 立川市「障害児通所支援」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/kenko/shogai/1003562/1003628.html
- 立川市「立川市在宅レスパイト・就労等支援事業」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/kenko/shogai/1003561/1003583/1003596.html
- 立川市「医療的ケアが必要なお子様のための相談窓口等リーフレット」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/kenkosuishin/iryoutekikeazisoudan.html
- 立川市「児童育成手当(障害手当)」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/kosodate/m-kosodate/1004939/1004958/1004977.html
- 立川市「心身障害者手当(市制度)」 https://www.city.tachikawa.lg.jp/kenko/shogai/1003564/1003642/1003654.html
- 東京都福祉局「東京都医療的ケア児支援センター」 https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/shougai/nichijo/s_shien/ikeajicenter