福島市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「福島市で、子どもを少しのあいだ見てもらえるところはあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、福島市のしくみをまとめました。
福島市には、訪問看護師に家でお子様を見てもらい、ご家族が休める「医療的ケア児在宅レスパイト事業」があります。また、市独自の「重度心身障害児童扶養手当」もあります。この記事では、2026年8月発行の「福島市障がい者福祉のてびき」と、福島市の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
福島市の相談窓口
障害福祉の窓口は、市役所の健康福祉部 障がい福祉課です。係ごとに受けもちが分かれています。
- 自立支援係:障害福祉サービスの支給、日常生活用具、補装具
- 障がい給付係:障害者手帳、自立支援医療、手当
放課後等デイサービスなどの、お子様の福祉サービスの申しこみも障がい福祉課です。
障がいのことの相談は、飯坂町の「ふくしま基幹相談支援センター」でもできます。障がいのあるお子様や発達が気になるお子様の相談は、市が委託している障がい児相談支援事業所(こじかキッズサポート、相談支援センターリアン)でもできます。受けもつ地区は、事業所ごとに分かれています。相談支援専門員(サービスの計画を作ってくれる人)については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。福島市では、日中の活動の場をつくって、ご家族のお仕事や、ふだんお世話をしているご家族の負担を一時的に軽くするしくみとして案内されています。
対象は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている方などです。料金は原則1割で、所得に応じて上限があります。
使える時間や日数、料金の具体的な金額は、てびきや市の公式ページでは確かめられませんでした。障がい福祉課でご確認ください。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。福島市では、くらしに欠かせない外出や、楽しみ・社会参加のための外出を手伝います。お泊まりをせず、1日のうちに用事がおわる外出にかぎられます。
対象は、車いすの補装具費の支給を受けている方や、療育手帳を持っている方などです。障がいのあるお子様も、大人の方と同じ考え方で対象になります。料金は原則1割で、所得に応じて上限があります。
通学・通所など、1年を通して長く続く外出には使えません。ただ、お父様・お母様の出産や病気など、どうしても必要なときは、一時的に通学に使えることがあります。くわしくは障がい福祉課でご確認ください。福島市は、移動支援のガイドラインとQ&Aも公開しています。通学の手だてについては「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」、移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」もあわせて読んでみてください。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、お世話をしている方が病気のときなどに、夜をふくめて短い期間、施設でおふろ・トイレ・食事のお世話などを受けられるサービスです。
福島市の「地域生活支援拠点等整備事業」には、ご家族の急な病気などのときに短期入所施設などで受け入れる「緊急一時受入事業」があります。ただし、対象は18歳以上の方なので、お子様は使えません。お子様の緊急時のことは、障がい福祉課や相談支援専門員に前もって相談しておきましょう。
福島市の近くや福島県の医療型短期入所の施設は、福島県のまとめ(「福島県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
「福島市医療的ケア児在宅レスパイト事業」は、市と契約した訪問看護事業所の看護師などが、ご家族の代わりにお子様のお世話をして、ご家族が休む時間をつくるしくみです。
- 対象:福島市に住み、家でくらす0歳から18歳になってから最初の3月31日までのお子様で、訪問看護で医療的ケアを受けている方のご家族
- 使える時間:お子様1人につき、1年度に48時間まで(1日1回、1回1時間以上4時間以内)
- 料金:この事業の利用者負担はありません(交通費などの実費は、事業所との契約によります)
申しこみは、今使っている訪問看護事業所が市と契約しているかを確かめてから、その事業所を通して障がい福祉課 自立支援係に書類を出します。年度のとちゅうで申しこんだときは、使える時間が少なくなります。
医療的ケアのあるお子様の相談は、こども家庭センター・えがお(こども家庭課)でもできます。福島県全体の窓口として、郡山市に「福島県医療的ケア児支援センター」があります。在宅レスパイトと訪問看護については「小児の訪問看護とは?回数・費用と在宅レスパイト」、医療的ケア児支援センターについては「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」でくわしく書いています。
福島市の手当や助成
てびき(2026年8月発行)には、お子様に関係する手当として、次のものがのっています。窓口はどれも障がい福祉課 障がい給付係です。
- 障害児福祉手当:20歳未満で、重い障がいのある方。2026年4月から月額16,560円。2・5・8・11月に支払われます(所得制限があります)
- 特別児童扶養手当:20歳未満の障がいのあるお子様を育てている方。2026年4月から1級は月額58,450円、2級は月額38,930円
- 福島市重度心身障害児童扶養手当(市独自):20歳未満で、身体障害者手帳1・2級か療育手帳Aのお子様。2026年4月から年額12,000円。11月に支払われ、11月1日までに申しこみます
市独自の手当は、お子様が施設に入っているときは支給されません。手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でもまとめています。
さいごに
福島市では、医療的ケアのあるお子様のご家族が、訪問看護を使って家で休める時間をつくれます。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。障がい福祉課や相談支援専門員に、今の暮らしをそのまま話してみてください。
福島県全体のあずけ先は、「福島県のあずけ先まとめ」にまとめています。同じ福島県の郡山市(「郡山市の日中一時支援・移動支援」)、いわき市(「いわき市の日中一時支援・移動支援」)の記事もご覧ください。あずけさき手帖では、福島市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは福島市障がい福祉課でご確認ください。
出典:
- 福島市「福島市障がい者福祉のてびき(令和8年8月発行版)」 https://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/9/1043/1/856.html
- 福島市「てびき 相談の窓口・連絡先」 https://www.city.fukushima.fukushima.jp/material/files/group/45/R8soudan.pdf
- 福島市「てびき 手当・年金・医療制度・助成制度」 https://www.city.fukushima.fukushima.jp/material/files/group/45/R8_teate.pdf
- 福島市「てびき 障がい福祉サービス」 https://www.city.fukushima.fukushima.jp/material/files/group/45/R8_syougaifukusi1.pdf
- 福島市「てびき 地域生活支援事業等」 https://www.city.fukushima.fukushima.jp/material/files/group/45/R8_tiikiseikatusiennjigyou1.pdf
- 福島市「移動支援事業のガイドラインを策定しました」 https://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/9/1043/2/17698.html
- 福島市「地域生活支援拠点等整備事業」 https://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/9/1043/2/5829.html
- 福島市「福島市医療的ケア児在宅レスパイト事業」 https://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/9/1043/2/15317.html
- 福島市「医療的ケア児の相談窓口」 https://www.city.fukushima.fukushima.jp/syougai-jiritsu/kenko/fukushi/shogai/torikumi/221207.html