豊中市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「豊中市で、少しのあいだ子どもを見てもらえるところはあるのかな」「学校への送りむかえを手伝ってもらえないかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、豊中市のしくみをまとめました。
豊中市には、ひとりでの通学がむずかしいお子様のための「通学支援」があります。また、日中一時支援や移動支援の料金に、1か月の上限が決められています。この記事では、豊中市の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
豊中市の相談窓口
豊中市で障害福祉のサービスを使うときの窓口は、市役所の障害福祉課です。お住まいの地域によっては、障害福祉センターひまわりの相談支援擁護係が窓口になります。
市内には、地域ごとに担当が決まっている「豊中市障害者相談支援センター」が7か所(千里・少路・柴原・中央・緑地・服部・庄内)あります。どのセンターが受けもちかは、障害福祉課でたずねてください。
小さいお子様の発達の相談は、こども療育相談「つぼみ」も窓口になっています。相談支援専門員については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。豊中市の実施要綱(市の決まりごと)では、障害のあるお子様も対象に入っています。ただし、入院しての治療が必要な方や、うつる病気にかかっている方などは使えません。
使う日や時間は、それぞれの事業所の決まりによります。要綱では、使える時間や日数の上限は決められていません。
料金は、使った時間によって次の3つに分かれます(要綱の表にもとづく金額です。くわしい数え方は窓口でご確認ください)。
- 4時間未満:300円
- 4時間以上8時間未満:400円
- 8時間以上:600円
1か月の上限は4,000円です。生活保護の世帯と、市民税がかからない世帯は0円です。食事代や送りむかえ代などは、別にかかります。
申しこみは、利用申込書を市に出し、使ってよいと決まると受給者証(サービスを使うための証明書)がとどきます。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。豊中市では、外での移動に大きな不自由がある、体の障害・知的障害・精神障害・難病などのお子様が対象です。
市の通学支援の案内(令和4年4月版)では、お子様が移動支援を使えるのは、原則として小学1年生以上で、保護者の体調や仕事などでお世話ができないと認められるときと書かれています。
料金は利用料の1割で、1か月の上限は4,000円です。生活保護の世帯と市民税がかからない世帯は0円です。
通学支援
豊中市の移動支援には「通学支援」があります。ひとりで通学するのがむずかしい障害のあるお子様に、ヘルパーが付きそい、通学路の安全などを見守ってくれます。保護者の体調や仕事などの事情があり、市が必要と認めた場合に使えます。医療的ケアがあり、いつもお世話が必要なことも、使う理由のひとつにあげられています。
市の案内には、こんなことも書かれています。
- 放課後に学校から日中一時支援の事業所へ行き、そのあと家に帰る場合、事業所に送りむかえがなければ通学支援を使えます。
- 学校がない日に、家と事業所を行き来するのには使えません。
- 保護者が入院していて、お子様が短期入所を使っている間の通学は、事情によって判断するので相談が必要です。
日中一時支援・移動支援(通学支援をふくむ)・訪問入浴などを同じ月に使ったときは、全部あわせて1か月4,000円が上限です。通学の手だてについては、「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」もあわせて読んでみてください。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、施設にお泊まりしてお世話を受けるサービスです。申しこみは障害福祉課(地域によっては障害福祉センターひまわり)です。
豊中市内や大阪府の医療型短期入所の施設は、大阪府のまとめ(「大阪府の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。空きや受け入れの条件は時期によって変わるので、使う前に施設へ確かめてください。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
豊中市の障害児福祉計画(第3期)では、医療的ケア児等コーディネーター(医療と福祉をつなぐ相談員)が配置ずみで、関係する機関が話しあう場も設けられていると書かれています。また、重症心身障害のお子様が通える児童発達支援や放課後等デイサービスの事業所の数について、目標を立てています。
医療的ケアのあるお子様のための相談は、まず障害福祉課か、地域の障害者相談支援センターにたずねてみてください。主治医や訪問看護のスタッフとも話しながら、あずけ先をいっしょにさがしていけると安心です。医療的ケアのあるお子様のあずけ先については「医療的ケア児の預け先は?吸引や経管栄養があっても使える場所」でくわしく書いています。
さいごに
豊中市では、通学支援があることと、日中一時支援や移動支援の料金が1か月4,000円までと決まっていることが心強いところです。ひとりで決めなくて大丈夫です。障害福祉課や地域の相談支援センターに、今の暮らしをそのまま話してみてください。
大阪府全体のあずけ先は、「大阪府のあずけ先まとめ」にまとめています。あずけさき手帖では、豊中市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは豊中市障害福祉課でご確認ください。
出典:
- 豊中市「豊中市日中一時支援事業実施要綱」(令和7年9月) https://www.city.toyonaka.osaka.jp/joho/reiki/youkou/fukushi/shougaifukushi/jigyousho.files/20250901_nichujisshi.pdf
- 豊中市「豊中市障害者等移動支援事業実施要綱」(令和7年9月) https://www.city.toyonaka.osaka.jp/joho/reiki/youkou/fukushi/shougaifukushi/jigyousho.files/20250901_jissiyoukou.pdf
- 豊中市障害福祉課「豊中市通学支援サービスについて」(令和4年4月版) https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kenko/shougai/syogaifukushi_shimin/a0010500300300002.files/annai2.pdf
- 豊中市「障害者福祉の手引き」(令和7年4月) https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kenko/shougai/syogaifukushi_shimin/shougaitebiki.files/tebiki2025.pdf
- 豊中市「第7期障害福祉計画・第3期障害児福祉計画 概要」 https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kenko/shougai/kanrenkeikaku/7ki3kijifukushi.files/3kijigaiyou.pdf