豊島区の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「豊島区で、障害のある子を少しのあいだあずけたい」「医療的ケアのお世話にかかるお金を、少しでも助けてもらえないかな」。そんな疑問に答えるため、豊島区の公式ページで確認できたことだけを、やさしくまとめました。
豊島区には、医療的ケアのあるお子様の相談窓口があり、令和8年度からは在宅レスパイトが自宅の外でも使いやすくなりました。お世話にかかる費用を5万円まで助成するしくみもあります。東京都全体のことは、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)もご覧ください。
豊島区の相談窓口
豊島区では、区役所の「福祉部 障害福祉課」が窓口です。お子様のサービスや、障害児通所支援の相談は「児童・障害児支援グループ」が受けもっています。手当や医療費の助成は「給付グループ」です。
医療的ケアのあるお子様のことは、障害福祉課の「豊島区医療的ケア児相談窓口」で相談できます。くわしくは、このあとの「医療的ケアのあるお子様へ」でご紹介します。相談窓口のページの更新は令和7年4月なので、担当のグループは、くわしくは障害福祉課でご確認ください。
日中一時支援(豊島区のしくみ)
日中一時支援は、昼のあいだ、障害福祉サービス事業所などで一時的にあずかってもらうサービスです。区のページでは、次のようになっています。
- 使える時間:1か月40時間まで
- 料金:原則は費用の1割。18歳未満のお子様は、月24時間までは無料で、24時間をこえて40時間までは1割
区のページには、実施している施設の名前はのっていませんでした。放課後等デイサービスとのちがいは、「日中一時支援と放課後等デイサービスの違い」もどうぞ。ページの更新は令和7年4月なので、使える施設とあわせて、くわしくは障害福祉課 児童・障害児支援グループでご確認ください。
移動支援(通学にも使える)
移動支援は、外出のときにヘルパーが付きそうサービスです。区の「移動支援事業の手引き」(令和8年4月1日版)では、お子様は次のようになっています。
- 小学生以上:外出に支援が必要な障害児が対象
- 小学校に入る前:医療的ケアが必要で、保護者が付きそっても安全な外出がむずかしいお子様が対象
- 使える時間:月50時間まで(通学の分もふくむ)
- 料金:当面は月20時間まで無料。20時間をこえる分は費用の3%(1か月の上限あり)。交通費や入場料は別
通学には、保護者や家族の仕事、病気、出産などで送りむかえがむずかしいときに使えます。1回30分、月23日までで、学童保育や放課後等デイサービスから家に帰るときにも使えます。スクールバスを使うときは、家からバスの乗り場までです。すでに移動支援を使っていても、通学を足すときはあらためて手続きが必要です。通学のことは、「通学に使える支援」もどうぞ。
短期入所(ショートステイ)
お泊まりであずけたいときは、短期入所を使います。家で介護しているご家族が病気のときなどに、短いあいだ、夜もふくめて施設であずかってもらえます。
区のページには、使える日数や料金、区内の施設の名前、医療型短期入所の施設はのっていませんでした。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」もどうぞ。お子様が使える施設は、くわしくは障害福祉課 児童・障害児支援グループでご確認ください。
医療的ケアのあるお子様へ
豊島区には、「重症心身障害児(者)等在宅レスパイト・就労等支援事業」があります。訪問看護の看護師が、ご家族の代わりに医療的ケアなどを行います。
- 対象:区内に住み、家でご家族の介護と訪問看護を受けている、医療的ケアが必要な18歳未満のお子様や、重症心身障害者
- 時間:1回2時間から4時間(30分単位)、1年度に288時間まで(そのうち自宅の外で使えるのは48時間まで)
- 申しこみ:18歳未満の方は、児童・障害児支援グループ
令和8年度からは、派遣先が自宅や学校などにかぎられず、希望におうじて派遣してもらえるようになりました。利用料の金額は、区のページにはのっていませんでした。
「豊島区医療的ケア児相談窓口」では、使える制度やサービスを案内し、関係する機関とつないでくれます。平日8時30分から17時で、電話か来所(予約制)で相談できます。保健師の医療的ケア児等コーディネーターが、障害福祉課と、令和7年4月からは豊島区立児童発達支援センター(千早)にもいます。
豊島区独自の手当や助成
豊島区には、区の「医療的ケア児等介護等支援助成事業」があります。
- 対象:区内に住む18歳未満の医療的ケア児や重症心身障害児
- 助成:実際にはらったお金を、お子様1人につき5万円まで
- 対象の費用:令和8年4月1日から令和9年3月31日までにはらった、お世話のための用品、介護タクシー代、入院の付きそいの費用、障害福祉サービスやレスパイトのサービスの利用料など
- 申しこみ:オンラインか、紙の書類を区役所へ
また、区の制度の「心身障害者福祉手当」は、20歳未満のお子様も対象です(身体障害者手帳1〜3級、愛の手帳1〜4度など)。ただし、「児童育成(障害)手当」を受けている方は対象になりません。20歳未満のお子様の金額は、区のページでははっきりしなかったので、給付グループでご確認ください。手当のことは「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」もどうぞ。
さいごに
豊島区では、障害福祉課の児童・障害児支援グループが入り口です。昼のあずかりは日中一時支援、学校の送りむかえは移動支援、医療的ケアのあるお子様は在宅レスパイトと5万円の助成と、使えるしくみがいくつかあります。早めに相談しておくと安心です。
一人でなやまず、窓口や相談支援専門員、主治医に相談してみてください。東京都全体のことは、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)にまとめています。となりの北区(「北区の日中一時支援・移動支援」)、板橋区(「板橋区の日中一時支援・移動支援」)、練馬区(「練馬区の日中一時支援・移動支援」)、中野区(「中野区の日中一時支援・移動支援」)、新宿区(「新宿区の日中一時支援・移動支援」)の記事もどうぞ。あずけさき手帖では、豊島区の施設をさがすことができます。
※制度や金額は、年度や市区町村によって変わります。くわしくはお住まいの窓口でご確認ください。
出典:
- 豊島区「障害福祉課の相談」https://www.city.toshima.lg.jp/203/kenko/shogai/sodan/007250.html
- 豊島区「日中一時支援事業」https://www.city.toshima.lg.jp/204/kenko/shogai/kaigo/016481.html
- 豊島区「豊島区 移動支援事業の手引き」(令和8年4月1日版)https://www.city.toshima.lg.jp/documents/1757/202604_idoushiennotebiki.pdf
- 豊島区「短期入所(ショートステイ)」https://www.city.toshima.lg.jp/444/kenko/shogai/kaigo/000073.html
- 豊島区「重症心身障害児(者)等在宅レスパイト・就労等支援事業」https://www.city.toshima.lg.jp/503/kenko/shogai/kaigo/1802131107.html
- 豊島区「医療的ケア児及びそのご家族への支援」https://www.city.toshima.lg.jp/503/kenko/shogai/shogaijishien/2303071546.html
- 豊島区「医療的ケア児等介護等支援助成事業」https://www.city.toshima.lg.jp/503/kenko/shogai/shogaijishien/2601291627.html
- 豊島区「心身障害者福祉手当」https://www.city.toshima.lg.jp/443/kenko/shogai/teate/013079.html