練馬区の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「練馬区で、障害のある子を数時間だけあずけたい」「通学の付きそいを、だれかにたのめないかな」。そんなときに使えるしくみを、練馬区の公式ページで確認できたことだけで、やさしくまとめました。
練馬区には、区立こども発達支援センターでお子様をあずかる「なないろ」や、ほかの家庭にお子様をたのむ区独自の「緊急一時保護事業(家庭委託)」があります。東京都全体のことは、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)もご覧ください。
練馬区の相談窓口
練馬区では、お住まいの地域の「総合福祉事務所」(練馬・光が丘・石神井・大泉の4か所)が窓口です。身体障害・知的障害・難病のある方は「障害者支援係」、精神障害のある方は保健相談所に相談します。移動支援や短期入所、在宅レスパイトの申しこみも、総合福祉事務所で受けつけています。
医療的ケアのあるお子様のことは、令和5年10月に開設された「医療的ケア児相談窓口」(こども発達支援センター)で相談できます。くわしくは、このあとの「医療的ケアのあるお子様へ」でご紹介します。
日中のあずかり(障害児一時預かり事業「なないろ」)
練馬区の公式ページでは、ほかの区の「日中一時支援」にあたるしくみのくわしい案内(使える時間や料金など)は見つかりませんでした。昼のあいだのあずかりについては、総合福祉事務所でたしかめてください。
小学生までのお子様なら、区の「障害児一時預かり事業 なないろ」が使えます。保護者の病気や休養、きょうだいの行事、冠婚葬祭などのときに、障害や発達が気になるお子様をあずかってくれます。
- 対象:区内に住む1歳6か月から小学6年生までのお子様(手帳や受給者証がなくても、こども発達支援センターなどで相談したことがあれば対象になることがあります)
- 場所:練馬区立こども発達支援センター 2階(光が丘)
- 日時:月曜から土曜の9時から17時(1時間単位)。日曜・祝日、年末年始は休み
- 回数:1人につき月5回まで
- 料金:1時間100円。食事やおやつ、お茶などの用意はないので、持っていきます
使うには、先に親子での面談と登録が必要です(1年ごとの更新)。予約は、使いたい月の前月の初日からオンラインでできます。医療的ケアが必要なお子様は、前もって相談してください。きょうだいの行事の日のことは、「障害児のきょうだいの行事の日、預け先はどうする?」もどうぞ。
移動支援(通学にも使えることがある)
移動支援は、外出のときにヘルパーが付きそうサービスです。区の「移動支援事業の手引」(令和8年4月)では、障害のあるお子様も対象です。
- 使える時間:月50時間まで(30分単位)
- 小さいお子様:小学校に入る前から小学3年生くらいまでで、障害のないお子様でも一人では出かけないような外出は、原則として対象外です
- 料金:区民税がかかる世帯は1割負担(1か月の上限あり)。区民税がかからない世帯と生活保護の世帯は0円。交通費や入場料は別にかかります
通学の付きそい(通学介助)は、保護者の仕事や病気、出産、家族の病気などで付きそえないときに使えます。原則月23時間まで、通学に時間がかかるときは46時間までです。放課後等デイサービスへの送りむかえは、原則として対象外です。通学のことは、「通学に使える支援」もどうぞ。
短期入所と緊急一時保護(家庭委託)
お泊まりであずけたいときは、短期入所(ショートステイ)を使います。使える日数は受給者証に書かれた日数までで、料金は原則1割と食費などです。区のページには区内の短期入所事業所の一覧がのっていて、重症心身障害児が対象の「練馬光が丘病院」もふくまれています。ただ、ページの更新は令和6年なので、使う前に総合福祉事務所でたしかめてください。
練馬区には、区独自の「緊急一時保護事業(家庭委託)」もあります。急にお世話ができなくなったとき、ほかの家庭にお子様の保護をたのむしくみです。
- 対象:身体障害者手帳1・2級、愛の手帳(東京都の療育手帳)1〜4度、脳性まひ・進行性筋萎縮症の方
- 日数:1か月に5日まで
- 申しこみ:総合福祉事務所の障害者支援係か知的障害者担当係
医療型短期入所については、「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」もどうぞ。
医療的ケアのあるお子様へ
練馬区には、「重症心身障害児(者)等在宅レスパイトおよび当該家族の就労等支援事業」があります。訪問看護の看護師が家に来て、ご家族の代わりに医療的ケアやお世話をしてくれます。
- 対象:区内に住み、家でご家族の介護を受けていて、区と契約している訪問看護事業所の訪問看護を使っている重症心身障害児(者)や、医療的ケアが必要な18歳未満のお子様
- 時間:1回2時間から4時間(30分単位)、1年度に288時間まで
- 料金(1回):障害児で区民税の所得割が28万円未満の世帯は180円から360円。それより多い世帯は1,500円から3,000円。区民税がかからない世帯と生活保護の世帯は0円
- 申しこみ:総合福祉事務所の障害者支援係(オンライン申請もできます)
こども発達支援センターの「医療的ケア児相談窓口」には、東京都の研修を終えた医療的ケア児等コーディネーターがいて、使える制度やサービスを案内してくれます。平日9時から17時です。医療的ケアのあるお子様を育てた経験のある方に話を聞いてもらえる「ペアピア相談」もあります(月曜日)。18歳以上の方も相談できます。
区は、医療的ケアのある方を一時的にあずかる場所をふやす取り組みも、寄附をつのって進めています。
練馬区独自の手当
練馬区には、区の制度の「心身障害者福祉手当」があります。身体障害者手帳1・2級や愛の手帳1〜3度などの方は月15,500円、身体障害者手帳3級や愛の手帳4度などの方は月10,000円です。
ただし、保護者が「児童育成手当(障害手当)」を受けているお子様には、この手当は出ません。20歳未満のお子様の所得の条件は、保護者の所得で決まります。手当のことは「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」もどうぞ。
さいごに
練馬区では、お住まいの地域の総合福祉事務所が入り口です。小学生までのお子様の数時間のあずかりは「なないろ」、急なときは家庭委託、医療的ケアのあるお子様は在宅レスパイトと、使えるしくみがいくつかあります。なないろは登録に面談が必要なので、早めに相談しておくと安心です。
一人でなやまず、窓口や相談支援専門員、主治医に相談してみてください。東京都全体のことは、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)にまとめています。あずけさき手帖では、練馬区の施設をさがすことができます。
※制度や金額は、年度や市区町村によって変わります。くわしくはお住まいの窓口でご確認ください。
出典:
- 練馬区「障害児一時預かり事業 なないろ」https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/shogai/shisetsu/kodomohattatu/itiziazukari-nanairo.html
- 練馬区「移動支援」https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/shogai/nichijo/seikatsushien/idoushien.html
- 練馬区「移動支援事業の手引 令和8年4月」https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/shogai/nichijo/seikatsushien/idoushien.files/idousientebiki08.04.pdf
- 練馬区「短期入所(ショートステイ)等」https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/shogai/shogaoshortstay1.html
- 練馬区「練馬区重症心身障害児(者)等在宅レスパイトおよび当該家族の就労等支援事業」https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/shogai/nichijo/kaigo/zyuusyouresupaito.html
- 練馬区「医療的ケア児相談窓口(こども発達支援センター)」https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/shogai/shisetsu/kodomohattatu/ikeazisoudannmadogut.html
- 練馬区「医療的ケア児・障害児とその家族を応援!」https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/shogai/kazokumoouen.html
- 練馬区「心身障害者福祉手当(区制度)」https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/shogai/teate/shinshin_fukushi.html