川越市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「川越市で、子どもを少しのあいだ見てもらえるところはあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、川越市のしくみをまとめました。
川越市には、国の制度にもとづく日中一時支援や移動支援のほかに、埼玉県らしい「障害児(者)生活サポート事業」があります。また、20歳未満のお子様に多めに出る、市独自の手当もあります。この記事では、川越市の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
川越市の相談窓口
川越市で障害福祉のサービスを使うときの窓口は、福祉部 障害者福祉課(市役所、元町1丁目)です。
- 福祉サービス担当:短期入所などの障害福祉サービスの決定、生活サポート事業の登録
- 障害給付担当:日中一時支援・移動支援などの「地域生活支援事業」
放課後等デイサービスや児童発達支援の受給者証(サービスを使うための証明書)は、こども未来部 療育支援課 療育支援担当(市役所本庁舎1階)が窓口です。お子様の発達の相談は、川越市児童発達支援センター(寿町2丁目)でも受けています。
くらしや福祉サービスのことは、川越市障害者総合相談支援センターでも相談できます。また、みなのさと内の相談窓口では、「親なきあと」などの将来の心配や、ご家族に急なことがあったときの一時的なあずけ先の調整を、24時間365日受けつけています。相談支援専門員については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」、親なきあとのじゅんびは「親なきあとの準備は何から?今からできること」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。川越市でも行っていて、障害者福祉課の障害給付担当が受けもっています。
市のページには、日中一時支援をしている事業所の一覧がのっています(2026年6月更新)。
対象になるお子様、使える時間や日数、料金は、障害者福祉課でご確認ください。
生活サポート事業
「障害児(者)生活サポート事業」は、市に登録した団体が、一時あずかり、送り迎え、外出の付きそい、お世話をする人の一時派遣などをしてくれるしくみです。
- 対象:身体障害者手帳か療育手帳を持っている方。持っていなくても、医師から体や発達の障害があると診断されている方は使えることがあります(市にご確認ください)
- 使える時間:1年で150時間まで(利用者証をもらった月によって変わります)
- 料金(18歳未満):生計の中心の方の所得によって、1時間0円〜950円。生活保護の世帯と市民税がかからない世帯は0円です。このほかに実費がかかることがあります
まず障害者福祉課で登録をして、「サービス利用者証」を受けとります。そのあと、市に登録している団体に直接申しこみます。居宅介護や移動支援、日中一時支援が使える方は、そちらが先になります。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。川越市では、身体障害者手帳(全身性の障害)、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のどれかを持っている方が対象です。通勤や、1年を通して長く続く外出などには使えません。
料金は、原則として費用の1割です。1か月の上限は次のとおりです。
- 生活保護の世帯:0円
- 市民税がかからない世帯:0円
- 市民税がかかる世帯:37,200円
何歳から使えるか、通学に使えるか、使える時間は、障害者福祉課でご確認ください。通学の手だてについては「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」、移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」もあわせて読んでみてください。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、家でお世話をしている人が病気のときなどに、夜をふくめて短い期間、施設でお世話を受けられるサービスです。障害福祉サービスなので、障害者福祉課の福祉サービス担当でたずねてください。
川越市内や埼玉県の医療型短期入所の施設は、埼玉県のまとめ(「埼玉県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。空きや受け入れの条件は時期によって変わるので、使う前に施設へ確かめてください。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
医療的ケアのあるお子様のための川越市の手だてや、あずけ先や在宅でのくらしの相談は、まず障害者福祉課や相談支援専門員に声をかけてみてください。
埼玉県全体の窓口として、埼玉県医療的ケア児等支援センターもあります。医療的ケアのあるお子様のあずけ先については「医療的ケア児の預け先は?吸引や経管栄養があっても使える場所」、医療的ケア児支援センターについては「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」でくわしく書いています。
川越市独自の手当
川越市には、「川越市在宅心身障害者手当」があります。家でくらしている重い障害のある方が対象で、20歳未満のお子様は金額が多くなります。
| 手帳の等級 | 20歳未満の月額 |
|---|---|
| 身体1級・療育マルA・精神1級 | 9,500円 |
| 身体2級・療育A | 8,500円 |
| 身体3級・療育B・精神2級 | 3,500円 |
施設に入所している方(病院などはのぞく)や、市民税がかかる方は対象になりません。3月末と9月末の年2回、ふりこまれます。申しこみは障害者福祉課の管理担当です。国の手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でまとめています。
さいごに
川越市では、日中一時支援や移動支援に加えて、生活サポート事業を組み合わせると、ご家族が休める時間をつくりやすくなります。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。障害者福祉課や相談支援専門員に、今の暮らしをそのまま話してみてください。
埼玉県全体のあずけ先は、「埼玉県のあずけ先まとめ」にまとめています。近くの市のしくみは、さいたま市(「さいたま市の日中一時支援・移動支援」)、川口市(「川口市の日中一時支援・移動支援」)、越谷市(「越谷市の日中一時支援・移動支援」)の記事もご覧ください。同じ埼玉県の所沢市(「所沢市の日中一時支援・移動支援」)の記事もあります。あずけさき手帖では、川越市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは川越市障害者福祉課でご確認ください。
出典:
- 川越市「障害者福祉課」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/info/1007964/1008000/1008004.html
- 川越市「障害のある方の相談窓口」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenko/fukushi/1006736/1006765.html
- 川越市「障害児通所支援」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenko/fukushi/1006736/1006756.html
- 川越市「療育支援課」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/info/1007964/1008008/1008014.html
- 川越市「障害福祉サービス」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenko/fukushi/1006736/1006771/1006791.html
- 川越市「川越市地域活動支援センター・移動支援・日中一時支援・生活サポート登録事業者一覧」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenko/fukushi/1006736/1006770.html
- 川越市「障害児(者)生活サポート事業」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenko/fukushi/1006736/1006771/1006783.html
- 川越市「移動支援事業」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenko/fukushi/1006736/1006771/1006785.html
- 川越市「在宅心身障害者手当・特別障害者手当等」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenko/fukushi/1006736/1006753/1006755.html
- 川越市「障害者のしおり(令和8年度)」 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenkofukushi/fukushikaigo/shogaifukushi/shiori.html