四日市市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「四日市市で、子どもを少しのあいだ見てもらえるところはあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、四日市市のしくみをまとめました。
四日市市では、日中一時支援や移動支援を、お子様も使える市の事業として行っています。また、20歳未満の重い障害のあるお子様には、市の「重度障害児手当」があります。この記事では、四日市市と三重県の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
四日市市の相談窓口
四日市市では、手続きの内容によって窓口が分かれています。
- 障害福祉サービス、日中一時支援・移動支援、手当:障害福祉課(市役所3階)
- 放課後等デイサービスなどの通所の支援、こどもの発達の相談:こども未来部 こども発達支援課(諏訪町の総合会館)
障害福祉課には、障害福祉係や手当・医療費係などがあります。どちらで手続きをするかまよったときは、まず障害福祉課にたずねてみてください。
「四日市圏域基幹相談支援センター」は、四日市市と菰野町・朝日町・川越町をうけもつ相談の中心です。企画の部門は障害福祉課の中にあり、実際の相談は、障害の種類ごとに5か所の相談支援事業所が受けています。お子様の相談も受けているかは、ページには書かれていないので、障害福祉課でご確認ください。相談支援専門員(サービスの計画を作ってくれる人)については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。四日市市の「障害者(児)日中一時支援事業実施要綱」では、市に住む障害のある方とお子様に、日中の活動の場と、一時的なお世話や見守りを用意するしくみです。
- 料金は、1回の時間(2時間以上4時間未満・4時間以上)と、支援の重さで決まります
- 自己負担は1割です。1か月の上限は、一般の方で9,300円、18歳未満のお子様は4,600円です(生活保護の世帯などは0円)
- 決定の期間は、決まった日から次の6月30日までです。続けて使うときは、期間が終わる前に申しこみます
要綱は令和8年3月にも改正されていますが、改正の中身は確かめられませんでした。市のページには、市内の日中一時支援の事業所一覧(令和7年3月1日現在)ものっています。くわしくは障害福祉課でご確認ください。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。四日市市の「障害者(児)移動支援事業実施要綱」では、外での移動に大きな制約がある、障害のある方とお子様が対象です。
- 通勤や営業などのお金をかせぐための外出、1年中続く長い期間の外出、社会の常識から見て適当でない外出は使えません
- 原則として、1日のうちに終わる外出が対象です
- 自己負担の1か月の上限は、一般の方で9,300円、18歳未満のお子様は4,600円です
- 外出先までの交通費は、ヘルパーの分もふくめて実費です
何歳から使えるか、通学に使えるかは、要綱には書かれていませんでした。障害福祉課でご確認ください。移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」、通学の手だてについては「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」でもまとめています。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、短い期間(原則7日以内)、夜もふくめて、施設でおふろ・トイレ・食事のお世話などを受けられるサービスです(市の「障害者(児)福祉のてびき」より。2026年4月時点の内容)。四日市市の公式ページでは、市内の短期入所の施設名は確かめられませんでした。
市は、急なときの受け入れ体制などをもつ事業所を「地域生活支援拠点」として登録していて、事業所の一覧(令和8年2月)を公開しています。お子様が使えるかは、障害福祉課や相談支援専門員にたずねてください。
三重県の医療型短期入所の施設は、三重県のまとめ(「三重県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
三重県には「三重県医療的ケア児・者相談支援センター」があり、四日市の地域には「四日市圏域支部」(なちゅらん四日市、小林町)があります。また、重症心身障害の方の相談の拠点「重心センター(北勢)」は、鈴鹿市の国立病院機構 鈴鹿病院にあり、四日市の地域も受けもっています。三重県医療的ケア児・者相談支援センターは、18歳以上の方の相談も受けています。くわしくは三重県のページでご確認ください。
保育園などでの受け入れについては、市の「医療的ケア児等ガイドライン」(保育幼稚園課)があります。
- 経管栄養や導尿などのケアが必要で、主治医が集団生活ができると判断したお子様が対象です
- 原則として1歳児クラスから。人工呼吸器などを使うお子様は、原則対象外です
- 市が頼んだ訪問看護の看護師が、平日の9時から16時30分にケアをします
- まず保育幼稚園課に相談します
このガイドラインは令和9年度の入園に向けたものです。くわしくは保育幼稚園課でご確認ください。
医療的ケアのあるお子様のあずけ先については「医療的ケア児の預け先は?吸引や経管栄養があっても使える場所」、支援センターについては「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」でくわしく書いています。
四日市市の手当や助成
市の「重度障害児手当」は、20歳未満で重い障害のあるお子様が対象です。
- 対象:知能指数35以下か療育手帳A、身体障害者手帳1・2級、精神障害者保健福祉手帳1級のどれか
- 金額:月額2,000円
- 2月・5月・8月・11月に、前の月までの分が支給されます
- 生活保護を受けている方や、施設に入っている方は対象外です
金額は、市の支給要綱(令和4年4月施行の改正まで)で確かめました。くわしくは障害福祉課の手当・医療費係でご確認ください。国の手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でまとめています。
さいごに
四日市市では、日中一時支援と移動支援の1か月の上限が、18歳未満のお子様は低くなっていることと、市の重度障害児手当があることが心強いところです。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。障害福祉課や相談支援専門員に、今の暮らしをそのまま話してみてください。
三重県全体のあずけ先は、「三重県のあずけ先まとめ」にまとめています。近くの市のしくみは、津市(「津市の日中一時支援・移動支援」)の記事もご覧ください。あずけさき手帖では、四日市市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは四日市市障害福祉課・こども発達支援課でご確認ください。
出典:
- 四日市市「障害福祉課 情報一覧」 https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/section/1480072588545/index.html
- 四日市市「障害者(児)福祉のてびき」(2026年4月時点) https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1741137170438/simple/tebiki202608.pdf
- 四日市市「こども発達支援課 担当事務」 https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/job/1480072589222/index.html
- 四日市市「四日市圏域基幹相談支援センター事業について」 https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1738547822780/index.html
- 四日市市「障害者(児)日中一時支援事業実施要綱」 https://www.city.yokkaichi.mie.jp/reiki/reiki_honbun/i603RG00000419.html
- 四日市市「障害者(児)移動支援事業実施要綱」 https://www.city.yokkaichi.mie.jp/reiki/reiki_honbun/i603RG00000420.html
- 四日市市「事業所一覧」 https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1001000001107/index.html
- 四日市市「地域生活支援拠点について」 https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1617935474776/index.html
- 四日市市「医療的ケア児等ガイドライン(保育施設等での受け入れについて)」 https://www5.city.yokkaichi.mie.jp/www/contents/1782115019009/simple/R09ikeagaidorain.pdf
- 四日市市「重度障害児手当支給要綱」 https://www.city.yokkaichi.mie.jp/reiki/reiki_honbun/i603RG00000437.html
- 三重県「三重県医療的ケア児・者相談支援センター」 https://www.pref.mie.lg.jp/SHOHO/HP/m0331100110.htm