枚方市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「枚方市で、少しのあいだ子どもを見てもらえるところはあるのかな」「仕事で学校の送りむかえができない日はどうしよう」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、枚方市のしくみをまとめました。
枚方市には、日中一時支援や移動支援のほかに、ひとりでの通学がむずかしいお子様のための「障害児通学支援事業」があります。この記事では、枚方市の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
枚方市の相談窓口
枚方市で障害福祉のサービスを使うときの窓口は、健康福祉部 福祉事務所の障害支援課です。障害児通学支援の事業については、同じ福祉事務所の障害企画課が問い合わせ先として案内されています。
市の「福祉・教育のてびき 子ども版」(第7版)では、基幹相談支援センター(パーソナルサポートひらかた)が、医療への頼りが大きい障害のあるお子様の相談にも応じていると書かれています。何から始めたらよいかわからないときの相談先として覚えておくと安心です。
まだ小さいお子様の発達が気になるときは、市立ひらかた子ども発達支援センターに電話で相談できます。センターの中にある相談支援事業所「育(はぐ)」では、受給者証(サービスを使うための証明書)の手続きや計画づくりを手伝ってくれます。相談支援専門員については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。枚方市の計画では、障害のあるお子様を日中に一時的にあずかり、トイレや食事のお世話、放課後の見守りなどをするサービスと説明されています。
市の「福祉・教育のてびき 子ども版」にも、お子様が使えるサービスとして名前がのっています。ただ、対象となる条件や、使える時間・日数・料金は、市の公式ページでは確かめられませんでした。申しこむときに障害支援課でたずねてください。
移動支援
移動支援は、ヘルパー(ガイドヘルパー)が外出に付きそってくれるサービスです。枚方市の計画では、ご家族が付きそうのがむずかしいと認められたときに、外出のときの移動のお世話などをすると説明されています。
お子様が何歳から使えるか、使える時間の上限、料金は、市の公式ページでは確かめられませんでした。障害支援課でご確認ください。移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」でも書いています。
障害児通学支援事業
枚方市には、通学ガイドヘルパーが付きそってくれる「障害児通学支援事業」があります。令和8年4月の市の案内では、次のように書かれています。
対象は、市内に住む小学校・中学校・高校・支援学校などに通うお子様で、ひとりで通学するのがむずかしいと校長先生が認めた方です。手帳をお持ちの方のほか、発達障害や難病などの医師の診断書がある方なども対象になります。
さらに、保護者の仕事や病気などで、付きそいができない状態が1か月以上続くことが条件です。同じ家に住む65歳未満の祖父母も、ここでいう「保護者等」にふくまれます。
使えるのは、家と学校やバス停のあいだ、放課後に学校から日中一時支援などの事業所へ行くときの道のり、家と高校のあいだなどです。学校から学童保育(留守家庭児童会室)への移動や、塾・買い物などの寄り道、夏休みなどの長いお休みの日の送りむかえ(登校日をのぞく)には使えません。
料金は、かかった費用の1割です。1か月の上限は、保護者の市民税がかからない世帯や生活保護の世帯は0円、市民税がかかる世帯は2,000円です。ヘルパーの交通費は別にかかります。
申しこみは、学校の意見などで対象になるかを確かめたあと、利用申請書を出します。通学の手だてについては、「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」もあわせて読んでみてください。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、施設にお泊まりしてお世話を受けるサービスです。ご家族が一時的にお世話できないときに使えます。申しこみは障害支援課です。
なお、市の「まるっとこどもセンター」で受けつけている「子育て短期支援事業」(ショートステイ・トワイライトステイ)は、子育て全般のための別の制度です。
枚方市内や大阪府の医療型短期入所の施設は、大阪府のまとめ(「大阪府の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。空きや受け入れの条件は時期によって変わるので、使う前に施設へ確かめてください。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
枚方市には、保育所(園)・認定こども園・幼稚園などで医療的ケアのあるお子様を受け入れるためのガイドライン(令和6年8月改訂)があります。対象になる医療的ケアは、導尿、たんの吸引、経管栄養、人工肛門の管理などで、原則として看護師が行います。申しこみは保育幼稚園入園課で、主治医が集団での保育ができると判断していることなどが条件です。
医療的ケアのあるお子様のあずけ先や暮らしの相談は、基幹相談支援センター(パーソナルサポートひらかた)や障害支援課に声をかけてみてください。保育園・幼稚園については「医療的ケア児は保育園・幼稚園に入れる?受け入れのしくみ」でくわしく書いています。
枚方市の助成
枚方市には、18歳になって最初の3月31日までのお子様の医療費助成があります。また、市独自の「心臓病児手術見舞金」として、心臓の手術を受けた18歳未満のお子様(市内に1年以上お住まい)に、1人1回25,000円が出ます。手術から1年以内に申しこみます。
さいごに
枚方市では、障害児通学支援があることと、保育所などで医療的ケアのあるお子様を受け入れるしくみがあることが心強いところです。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。障害支援課や基幹相談支援センターに、今の暮らしをそのまま話してみてください。
大阪府全体のあずけ先は、「大阪府のあずけ先まとめ」にまとめています。あずけさき手帖では、枚方市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは枚方市障害支援課でご確認ください。
出典:
- 枚方市「令和8年度 枚方市障害者地域生活支援事業業務委託契約(通学支援事業)について」 https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000052/52937/01tuugakukeiyaku.pdf
- 枚方市「福祉・教育のてびき 子ども版」第7版 https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000051/51876/tebiki7.pdf
- 枚方市「福祉・教育のてびき 子ども版」第6版 https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000051/51876/tebiki2.pdf
- 枚方市「枚方市保育所(園)等における医療的ケアが必要な子どもの受入れに関するガイドライン」 https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000046/46117/R608guideline.pdf
- 枚方市「市立ひらかた子ども発達支援センター」 https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000036/36549/Panphlet.pdf
- 枚方市「子ども・子育て支援事業計画 取り組み一覧」 https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000003/3337/65099.pdf