市ごとのあずけ先

函館市の日中一時支援・移動支援

更新日:

はじめに

「函館市で、子どもを少しのあいだ見てもらえる場所はあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、函館市のしくみをまとめました。

函館市では、2026年(令和8年)7月1日から、日中一時支援や移動支援などの料金のしくみが変わりました。1か月に払う額の上限も決まりました。この記事では、函館市の公式ページで確かめられたことだけを書いています。

函館市の相談窓口

障害福祉サービスや、日中一時支援・移動支援などの地域生活支援事業の窓口は、市役所1階の保健福祉部 障がい保健福祉課です。放課後等デイサービスなどの障害児通所の申しこみは、亀田福祉課でも受けつけています。

湯川町の「はこだて療育・自立支援センター」は、函館市の障がい児・者の施設です。児童発達支援センター、障害児相談支援事業所、診療所(精神科・小児科・整形外科・リハビリテーション科)などがあり、日中一時支援もしています。

障がいのことの相談先として、障害者生活支援センター(ぱすてる)、函館地域生活支援センター、発達障害者支援センター(あおいそら)も案内されています。相談支援専門員(サービスの計画を作ってくれる人)については、「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。

2026年7月からの変更

函館市は、2026年7月1日から「函館市障害者地域生活支援事業」の決まりを変えました。日中一時支援、移動支援、訪問入浴サービス、日常生活用具などが対象です。

日中一時支援や移動支援の1か月の上限は、次のとおりです。上限は事業ごとにかかります。

世帯の区分 1か月の上限
生活保護の世帯、市町村民税がかからない世帯 0円
お子様で、世帯の所得割の合計が28万円未満の世帯 4,600円
上のどれにもあてはまらない世帯 37,200円

日中一時支援

日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。函館市では、障がいのあるお子様や大人の方に、日中の活動の場をつくり、見守りや、社会に慣れるための訓練などをしてくれます。お泊まりはありません。

使える日数や時間、対応できる医療的ケアは、事業所ごとにちがいます。障がい保健福祉課でたずねてください。

移動支援と外出の助成

移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。函館市では、全身性障害・知的障害・精神障害があり、屋外の移動がむずかしい方が対象です。支援する人と1対1で外出します。

何歳から使えるか、通学に使えるかは、函館市の公式ページでは確かめられませんでした。障がい保健福祉課でたずねてください。通学に使える支援は、「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」でもまとめています。

また、函館市の「障害者等外出支援事業」では、障がい者用の「イカすニモカ」で市電や函館バスに乗ると、はらった運賃がポイントでもどってきます。特別児童扶養手当の対象のお子様もふくまれ、付きそいの方も対象になることがあります。特別支援学校や特別支援学級に市電・バスで通うときは、上限がありません。

短期入所・医療型短期入所

短期入所(ショートステイ)は、施設にお泊まりしてお世話を受けるサービスです。障がい保健福祉課に申しこみます。

函館市の障がい福祉計画(2024〜2026年度)の素案では、短期入所の利用は、2026年度に1か月41人・348日にふえる見こみとされています。

函館市の医療型短期入所や、北海道のレスパイト入院は、北海道のまとめ(「北海道の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。医療的ケアにどこまで対応できるかは施設によってちがうので、使う前に必ず確かめてください。

医療的ケアのあるお子様へ

函館市の計画の素案では、医療的ケアのあるお子様の支援について、「函館地域障害者自立支援協議会」で話し合うとしています。また、北海道の研修を受けた医療的ケア児等コーディネーター(医療と福祉をつなぐ専門の人)をふやすとしています。

函館市独自の在宅レスパイト事業は、市の公式ページでは見つかりませんでした。どこに相談できるかは、障がい保健福祉課やはこだて療育・自立支援センターでたずねてください。北海道には「北海道医療的ケア児等支援センター」もあります。くわしくは「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」をご覧ください。

函館市の手当や助成

函館市の公式ページでは、障害のあるお子様向けの市独自の手当は見つかりませんでした。上で紹介した外出支援事業のような助成はあります。国の手当(特別児童扶養手当、障害児福祉手当)については、「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でまとめています。

さいごに

函館市では、2026年7月から日中一時支援や移動支援の料金のしくみが変わりました。前に料金のことで迷ったご家庭も、もう一度たずねてみてください。ひとりで決めなくて大丈夫です。障がい保健福祉課や相談支援専門員に、今の暮らしをそのまま話してみてください。

北海道全体のあずけ先は、「北海道のあずけ先まとめ」にまとめています。同じ北海道の札幌市(「札幌市の日中一時支援・移動支援」)、旭川市(「旭川市の日中一時支援・移動支援」)の記事もあります。あずけさき手帖では、函館市の施設もさがせます。

※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは函館市の障がい保健福祉課でご確認ください。

出典:

北海道のページを見る(施設の一覧・相談先)

お住まいの地域のあずけ先をさがす →都道府県や、お子様に必要なケアからさがせます