藤沢市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「藤沢市で、子どもを少しのあいだ見てもらえるところはあるのかな」。そう思って調べはじめたお父様・お母様に向けて、藤沢市のしくみをまとめました。
藤沢市では、移動支援を通学にも使えます。また、医療的ケアのあるお子様の家に看護師が来てくれる「医療的ケア児家族等支援事業」もあります。この記事では、藤沢市の公式ページで確かめられたことだけを書いています。
藤沢市の相談窓口
藤沢市では、お子様と大人の方で、窓口が分かれています。
- 18歳未満のお子様:子ども青少年部 こども家庭センター 障がい児支援担当(本庁舎3階)
- 18歳以上の方:福祉部 障がい者支援課(本庁舎2階)
お子様の放課後等デイサービスなどの申しこみは、こども家庭センターの窓口で受けつけています。申しこんでから受給者証がとどくまで、2週間ほどかかります。日中一時支援や移動支援も、18歳未満はこども家庭センターが窓口です。相談支援専門員(サービスの計画を作ってくれる人)については「相談支援事業所とは?障害児の探し方と選び方」でくわしく書いています。
日中一時支援
日中一時支援は、日帰りでお子様をあずかってもらえるサービスです。藤沢市では、日中の活動の場をつくることと、ご家族を一時的に支えることを目的にしています。
- 学校に入る前のお子様は対象になりません
- 小学生は、放課後等デイサービスもいっしょに使うことが条件です
- 放課後等デイサービスを使っているお子様は、「放課後等デイサービス併用型」で、放課後等デイサービスを使わない時間に使えます
- 料金:市民税が課税の世帯は5%の負担(30分50円から)。市民税が非課税の世帯と生活保護の世帯は負担なし
- 朝(7時30分から10時30分)と夕方(15時から19時)は、料金が足されます
申しこむと、みどりいろの「藤沢市地域生活支援事業受給者証」がとどきます。食費などの実費は別にかかります。放課後等デイサービス併用型で使える時間の上限は、市の公式ページでは確かめられませんでした。こども家庭センターでご確認ください。日中一時支援と放課後等デイサービスのちがいは「日中一時支援と放課後等デイサービスの違い」でくわしく書いています。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。藤沢市では、くらしに必要な外出や、楽しみのための外出のほかに、通学、通所、短期入所への送り迎えにも使えます。
- 1か月48時間まで(原則)
- 料金は原則5%。市民税が非課税の世帯と生活保護の世帯は負担なし
- 通院には使えません
- 交通費などの実費は別にかかります
行動援護などが使える方は、そちらが先になります。何歳から使えるかは、市の公式ページでは確かめられませんでした。こども家庭センターでご確認ください。通学の手だてについては「障害児の通学支援・送り迎えに使えるサービス」、移動支援の年齢については「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」もあわせて読んでみてください。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、ご家族が病気などのときに、施設にとまって、おふろ・トイレ・食事のお世話を受けられるサービスです。日中一時支援のほかに、日帰りであずかってもらえるところがあるかは、こども家庭センターでたずねてみてください。
医療的ケアのあるお子様は、神奈川県の「メディカルショートステイ」も使えることがあります。ご家族の休息や、きょうだいの行事などで、一時的に家でのお世話がむずかしいときに、協力している医療機関に短い期間入院できるしくみです。医療型短期入所がいっぱいで使えない、原則18歳未満のお子様などが対象で、使う前に登録や相談が必要です。くわしくは神奈川県の障害福祉課でご確認ください。神奈川県の施設は、神奈川県のまとめ(「神奈川県・横浜の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」でくわしく書いています。
医療的ケアのあるお子様へ
藤沢市では、医療的ケアのあるお子様とご家族の相談窓口を、辻堂神台の「ぐータッチ」(特定非営利活動法人 藤沢相談支援ネットワーク)にしています。医療的ケア児等コーディネーター(医療と福祉をつなぐ専門の人)への相談も、ここで受けつけています。受付は平日の8時30分から17時です。
「医療的ケア児家族等支援事業」は、訪問看護ステーションなどの看護師が家に来て、ご家族の代わりに一時的に看護をしてくれるしくみです。ご家族が休んだり、通院したり、きょうだいのお世話をしたりする時間をつくれます。
- 対象:医療的ケアのあるお子様(18歳になったあとの最初の3月31日まで)
- 申しこみ:こども家庭センター
使える時間や料金は、市の公式ページでは確かめられませんでした。こども家庭センターでご確認ください。医療的ケアのあるお子様が短期入所や放課後等デイサービスを使うときは、「医療的ケア判定スコア」が必要な場合があります。在宅レスパイトについては「小児の訪問看護とは?回数・費用と在宅レスパイト」、医療的ケア児支援センターについては「医療的ケア児支援センター一覧・47都道府県の相談窓口」でくわしく書いています。
藤沢市の手当や助成
国の障害児福祉手当は、20歳未満で、重い障害のためいつも介護が必要な、家でくらすお子様が対象です。2026年4月から月額16,560円です(所得制限があります)。
藤沢市の「障がい者福祉の手引き」には、市の手当として「藤沢市障がい者福祉手当」や「藤沢市重度心身障がい者介護手当」がのっています。お子様が対象になるか、金額はいくらかは、公式ページでは確かめられませんでした。障がい者支援課でご確認ください。手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」でもまとめています。
さいごに
藤沢市では、移動支援を通学にも使えて、日中一時支援も放課後等デイサービスと組み合わせられます。医療的ケアのことは、ぐータッチにまとめて相談できます。ひとりでかかえこまなくて大丈夫です。こども家庭センターや相談支援専門員に、今の暮らしをそのまま話してみてください。
神奈川県全体のあずけ先は、「神奈川県のあずけ先まとめ」にまとめています。近くの市のしくみは、横浜市(「横浜市の日中一時支援・移動支援」)、横須賀市(「横須賀市の日中一時支援・移動支援」)、相模原市(「相模原市の日中一時支援・移動支援」)の記事もご覧ください。あずけさき手帖では、藤沢市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは藤沢市こども家庭センター・障がい者支援課でご確認ください。
出典:
- 藤沢市「障がい児通所サービス等に関する相談・申請」 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kodomo-ss/syougai/tuusyosienn.html
- 藤沢市「日中一時支援事業」 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/shogaifu/niccyuuichiji.html
- 藤沢市「藤沢市日中一時支援事業ガイドブック」 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/documents/22594/20251209165654.pdf
- 藤沢市「移動支援事業」 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/shogaifu/idoushien.html
- 藤沢市「移動支援事業ガイドブック」 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/documents/22738/20251203082653.pdf
- 藤沢市「みどりいろの受給者証(藤沢市地域生活支援事業)について」 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kodomo-ss/syougai/midori.html
- 藤沢市「障がい福祉サービスのご案内(令和8年4月1日)」 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/documents/9604/20260402193419.pdf
- 藤沢市「医療的ケア児の相談支援」 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kodomo-ss/syougai/iryoutekikeaji.html
- 藤沢市「障がい者福祉の手引き」 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/documents/9586/20260331141131.pdf
- 神奈川県「神奈川県メディカルショートステイ事業」 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/yv4/med-shortstay/2023med-shortstay.html
- 神奈川県「障害児福祉手当、特別障害者手当(国制度)」(国の手当額の確認) https://www.pref.kanagawa.jp/docs/yv4/cnt/tokusyou.html