千代田区の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「千代田区で、医療的ケアのある子をお泊まりであずけられるところは?」「夏休みのあいだ、昼にあずかってもらえる場所はある?」。そんな疑問に答えるため、千代田区の公式ページで確認できたことだけを、やさしくまとめました。
千代田区では、令和7年8月から、医療的ケアのあるお子様を病院であずかる「障害児医療ステイ事業」がはじまりました。学校の長い休みには、「フレンズビレッジ千代田」もあります。東京都全体のことは、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)もご覧ください。
千代田区の相談窓口
千代田区では、お子様のことは「児童・家庭支援センター 発達支援係」(神田さくら館6階)が総合窓口です。障害児医療ステイや在宅レスパイトの申しこみも、ここで受けつけています。区の医療的ケア児等支援協議会のページでも、問い合わせ先は発達支援係になっています。
移動支援などの障害福祉サービスや手帳のことは、区役所の「障害者福祉課」が窓口です。相談は「総合相談担当」、手当やサービスの支給決定は「給付・指導担当」が受けもっています。小学1年生までのお子様の発達の相談は、子ども発達センター「さくらキッズ」でもできます。
日中のあずかり(フレンズビレッジ千代田)
千代田区の公式ページでは、日中一時支援のしくみを確認できませんでした。昼のあいだのあずかりは、障害者福祉課でご確認ください。放課後等デイサービスとのちがいは、「日中一時支援と放課後等デイサービスの違い」もどうぞ。
学校の長い休みには、区の「障害児放課後等支援事業 フレンズビレッジ千代田」があります。
- 対象:区内に住み、特別支援学校か特別支援学級に通う小学生・中学生・高校生
- 日時:春・夏・冬休みのうち、あわせて21日間。9時から16時
- 定員:1日15名
- 場所:千代田小学校プレイルームか、神田さくら館3階
- 申しこみ:さくらキッズに電話で
料金は、区のページにはのっていませんでした。
移動支援(通学にも使える)
移動支援は、外出のときにヘルパーが付きそうサービスです。千代田区では小学生以上が対象です。小学校に入る前のお子様は、学校などへの付きそいや医療的ケアが必要で、保護者が付きそっても支援が必要なときにかぎり使えます。
- 時間:原則として1か月60時間まで
- 通学:義務教育の学校や特別支援学校への通学で、保護者が付きそえないとき
- 料金:18歳になったあとの3月31日までのお子様は、1か月の負担の上限が0円
区のページの更新は令和6年4月なので、くわしくは障害者福祉課 総合相談担当でご確認ください。通学のことは、「通学に使える支援」もどうぞ。
短期入所と障害児医療ステイ
お泊まりであずけたいときは、短期入所(ショートステイ)を使います。障害支援区分1以上の方が対象です。区の障害者福祉センター「えみふる」(神田駿河台)には、ショートステイの機能があります。お子様が使えるかは書かれていなかったので、障害者福祉課でご確認ください。区の「障害者の一時保護」は15歳以上が対象です。
医療的ケアのあるお子様には、「千代田区障害児医療ステイ事業」があります。
- 対象:区内に住み、18歳になったあとの最初の3月31日までで、人工呼吸器、経管栄養、酸素吸入、気管切開などの医療処置が必要なお子様(15歳以上は、小児慢性疾患があることが条件)
- 場所:区と連携している病院
- 日数:1回につき、原則として最大6泊7日
- 費用:医療保険の分は保険証を見せれば無料。食費などは実費
- 申しこみ:使う月の前の月の10日までに、発達支援係へ
病院の名前は、区のページにはのっていませんでした。医療型短期入所については「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」もどうぞ。
医療的ケアのあるお子様へ
千代田区には、「重症心身障害児等在宅レスパイト事業」があります。看護師などが家に来て、医療的ケアをふくむお世話や見守りをします。
- 対象:区内に住み、18歳になったあとの最初の3月31日までのお子様のうち、重い知的障害と重い肢体不自由のあるお子様や、人工呼吸器、たんの吸引(1日6回以上)、経管栄養などが必要なお子様と、いっしょに住むご家族
- 時間:1回2時間から4時間(30分単位)、1年に208時間まで
- 料金:208時間までは無料
- 申しこみ:発達支援係
区のページの更新は令和6年7月なので、くわしくは発達支援係でご確認ください。医療的ケア児等コーディネーターの窓口は、区のページでははっきりしませんでした。発達支援係でご確認ください。
千代田区独自の手当や助成
千代田区には、区の制度の「障害者福祉手当」があります。18歳未満のお子様も対象で、障害の程度によって月15,500円か月10,500円です。20歳未満のお子様は、保護者などの所得で判定します。ただし、「児童育成手当(障害手当)」を受けている方は対象になりません。手当のことは「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」もどうぞ。
また、区の「療育経費助成制度」では、0歳から18歳になったあとの3月31日までのお子様が、専門の機関で受けた相談や療育の費用の3分の2を助成してもらえます。上限は月10,000円で、障害者手帳か障害児通所受給者証があれば月20,000円です。所得の制限はありません。
さいごに
千代田区では、お子様のことは発達支援係、サービスのことは障害者福祉課が入り口です。医療的ケアのあるお子様は医療ステイと無料の在宅レスパイト、長い休みはフレンズビレッジ千代田と、使えるしくみがいくつかあります。医療ステイは前の月の10日までに申しこむので、早めに相談しておくと安心です。
一人でなやまず、窓口や相談支援専門員、主治医に相談してみてください。東京都全体のことは、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)にまとめています。となりの中央区(「中央区の日中一時支援・移動支援」)、港区(「港区の日中一時支援・移動支援」)、文京区(「文京区の日中一時支援・移動支援」)、新宿区(「新宿区の日中一時支援・移動支援」)、台東区(「台東区の日中一時支援・移動支援」)の記事もどうぞ。あずけさき手帖では、千代田区の施設をさがすことができます。
※制度や金額は、年度や市区町村によって変わります。くわしくはお住まいの窓口でご確認ください。
出典:
- 千代田区「相談窓口」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kenko/shogaisha/johoteikyo/seido-sodanmadoguchi/sodammadoguchi.html
- 千代田区「千代田区医療的ケア児等支援協議会」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/kosodate/iryoteki-care.html
- 千代田区「子ども発達センターさくらキッズ」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/kosodate/ko-hattatsu/sakura-kids.html
- 千代田区「障害児放課後等支援事業『フレンズビレッジ千代田』」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/kosodate/ko-shogai/hokago.html
- 千代田区「移動支援事業」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kenko/shogaisha/techo/zaitaku-nichijo-shien/shienjigyo.html
- 千代田区「障害者福祉サービス(受給者証の発行)」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kenko/shogaisha/techo/shutoku/service.html
- 千代田区「障害者福祉センター えみふる」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kenko/shogaisha/shisetsu-shuro/kanrishisetsu/emifuru.html
- 千代田区「障害者の一時保護」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kenko/shogaisha/techo/zaitaku-nichijo-shien/ichijihogo.html
- 千代田区「千代田区障害児医療ステイ事業」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/kosodate/ichijiteki/iryostay.html
- 千代田区「重症心身障害児等在宅レスパイト事業」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/kosodate/ko-shogai/goriyo/respite.html
- 千代田区「障害者福祉手当」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kenko/shogaisha/techo/teate/shinshin.html
- 千代田区「療育経費助成制度」https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/kosodate/ko-shogai/goriyo/ryoiku.html