レスパイトとは?障害児の家族が休んでいい理由
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はじめに
「子どもをあずけて休むなんて、親として失格かもしれない」。そんな気持ちから、あずけることをためらうお父様・お母様は少なくありません。
でも、ずっと休まずにお世話を続けることは、だれにとってもむずかしいことです。この記事では、ご家族が休むための「レスパイト」について、やさしくまとめました。
レスパイトとは
レスパイトは、「ひと息つく」「休む」という意味の言葉です。福祉では、お世話をしているご家族が、少しのあいだお世話からはなれて休むことを指します。
短期入所(ショートステイ)や日中一時支援は、もともと、ご家族の休息のためにも使えるしくみです。休むことは、制度の上でもきちんと認められている理由です。
こんなときに使っていい
- 夜ぐっすり眠りたいとき
- ご自分が病院に行きたいとき
- きょうだいの行事や発表会に行きたいとき
- 冠婚葬祭があるとき
- ただ、少し休みたいとき
「特別な理由がないと使えない」と思っている方もいますが、ご家族の休息そのものが、利用の理由になります。ただし、ひと月に使える日数は、市区町村が決めます。
休むことは、お子様のためにもなります
お父様・お母様が元気でいることは、お子様の毎日を守ることにつながります。
また、お子様にとっても、家以外の場所で過ごす経験は、将来の大切なじゅんびになります。いつか大人の施設やグループホームで暮らすとき、「家以外でも大丈夫」という経験が力になります。
はじめの一歩は小さくて大丈夫
いきなりお泊まりでなくても大丈夫です。
- 数時間の日中一時支援から
- 日帰りの短期入所へ
- 1泊のお泊まりへ
このように、少しずつ慣れていくご家族が多いです。
あずけることに罪悪感があるとき
はじめてあずけるときは、「かわいそうなことをしているのでは」「親なのに」と、むねが苦しくなる方も多いと思います。その気持ちは、お子様を大切に思っているからこそ生まれるものです。むりに消そうとしなくて大丈夫です。
気持ちが少し楽になる考え方を、いくつか紹介します。
- あずけるのは、これからもお子様といっしょに暮らしつづけるための時間
- 「休んでいい」と思えない日は、「ほかの用事をすませる日」と考えてもいい
- 迎えに行ったときの「おかえり」を、楽しみにしてみる
それでもつらいときは、気持ちをひとりでかかえこまないでください。相談支援専門員や施設の職員に「じつは不安です」と話すと、施設での様子をくわしく教えてもらえたり、短い時間から始める方法をいっしょに考えてもらえたりします。
同じ立場のお父様・お母様と話せる場(親の会など)で、ほかのご家族の話を聞くのも、ひとつの方法です。
さいごに
休むことに、うしろめたさを感じる必要はありません。ご家族みんなが元気でいるための、大切な時間です。
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