品川区の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「品川区で、学校が終わったあとにあずけられるところは?」「医療的ケアがあって、仕事との両立がたいへん」。そんな悩みに答えるため、品川区の公式ページと区の資料で確認できたことだけを、やさしくまとめました。
品川区では、特別支援学校などに通うお子様の日中一時支援が、令和7年4月の利用分から区の助成で無料になっています。東京都全体のことは、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)もご覧ください。
品川区の相談窓口
品川区では、区役所の「福祉部 障害者支援課」の「障害者相談支援担当」が、日中一時支援・移動支援・短期入所・在宅レスパイトの窓口です。
発達のことや、障害のあるお子様の相談は、区立障害児者総合支援施設の3階にある品川児童学園「子ども発達相談室」でも受けつけています。
医療的ケアのあるお子様の相談先として、区は次のように案内しています。
- 体調やケアのやり方:かかりつけの病院や訪問看護師
- 育ちや子育て全体のこと:保健センターの保健師
- 障害福祉サービスを使うこと:相談支援専門員、医療的ケア児等コーディネーター
日中一時支援(特別支援学校などに通うお子様・無料)
品川区の日中一時支援は、特別支援学校などに通う、区内に住む障害のあるお子様が対象です。放課後や長い休みのあいだ、活動の場所として過ごせます。保護者がはたらくためにも、ひと息つくためにも使えます。
- 使える日数:放課後等デイサービスとあわせて、1か月23日まで(区が必要な量を決めます)
- 1回の時間:最長11時間
- 料金:令和7年4月の利用分から、区の助成で無料(おやつ代は実費)
区の子ども発達支援ガイドブックでは、使える場所として、にじのひろば戸越、にじのひろば八潮、品川区立障害児者総合支援施設の3か所が紹介されています。放課後等デイサービスとのちがいは、「日中一時支援と放課後等デイサービスの違い」もどうぞ。くわしくは窓口でご確認ください。
移動支援(通学は条件つき)
移動支援は、外出のときにヘルパーが付きそうサービスです。品川区では、身体障害者手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳を持っている方や難病の方で、外出に支援がいると認められた方が対象です。何歳から使えるかは、窓口でご確認ください。ヘルパーと1対1の「個別支援型」が原則で、みんなでの外出が安全にできるときは「グループ支援型」もあります。
- 使える時間:1か月の上限は区の要綱で決められています(歩くことに全面的な支援がいる方は36時間など)
- 通学:保護者の障害や病気、仕事などで学校への送りむかえがむずかしいときにかぎり、1か月23時間まで
- 料金:原則1割。所得におうじた1か月の上限や、軽くなるしくみがあります
1年中つづく長い外出には使えません。通学のことは、「通学に使える支援」もどうぞ。
短期入所(お泊まりのショートステイ)
お泊まりであずけたいときは、短期入所(ショートステイ)を使います。ご家族の病気や事故、出産などで、一時的に家でお世話ができないときに使えます。
- 日数:障害の様子や世帯の状況を考えて決まります
- 料金:原則1割で、所得におうじた1か月の上限があります。食費などは別にかかります
区のページには、医療型短期入所の施設名はのっていませんでした。重い障害や医療的ケアのあるお子様のお泊まり先は、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)や「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」をご覧ください。
医療的ケアのあるお子様へ
品川区には、「品川区重症心身障害児者等在宅レスパイト・就労等支援事業」があります。看護師などが来て、医療的ケアや見守りを代わってくれるので、ご家族は休んだり、はたらいたりできます。
- 対象:訪問看護で医療的ケアを受けている重症心身障害児者、人工呼吸器など毎日医療が必要なお子様、いつも見守りが必要な重い身体障害のある方(身体障害者手帳1・2級)を介護するご家族
- 訪問看護型:看護師が家で、または通っている特別支援学校で、医療的ケアをします(学校で使うときは、前もって学校の承諾が必要)
- 居宅介護型:家で、いつも必要な見守りをします
- 時間:1回2時間から4時間(30分単位)。利用期間内で288時間まで
- 料金:原則1割。区のページでは、訪問看護型が2時間370円から4時間3,000円、居宅介護型が2時間210円から4時間1,720円と案内されています。生活保護の世帯と住民税がかからない世帯には軽くなるしくみがあります
また、品川区立大原児童発達支援センターの中に「インクルーシブひろばベル」があります。医療的ケアのあるお子様を中心に、障害のあるお子様と保護者が、地域の子どもたちと安心して過ごせる場所です。仲間づくりや子育ての相談もでき、医療的ケア児等コーディネーターの相談窓口にもなっています。受付は平日の9時から18時です。
品川区独自の手当
品川区には、区の制度として「障害者福祉手当」があります(月額)。
- 第1種:15,500円(20歳以上65歳未満で、身体障害者手帳1・2級、愛の手帳1度から3度など)
- 第2種:8,500円(身体障害者手帳3級、愛の手帳4度など。20歳未満は、身体障害者手帳1級から3級、愛の手帳1度から4度が対象)。難病の方は15,500円
ただし、東京都の児童育成手当(障害手当)を受けている方は対象外です。所得の制限があり、20歳未満は扶養している方の所得でみます。くわしくは障害者支援課 障害給付事務係でたしかめてください。国の手当は「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」もどうぞ。
さいごに
品川区では、障害者支援課の障害者相談支援担当が入り口です。特別支援学校などに通うお子様は、無料の日中一時支援が使えます。医療的ケアのあるお子様は、学校でも使える在宅レスパイト・就労等支援や、インクルーシブひろばベルにも相談してみてください。
一人でなやまず、窓口や相談支援専門員、主治医に相談してみてください。東京都全体のことは、東京都のまとめ(「東京都の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)にまとめています。あずけさき手帖では、品川区の施設をさがすことができます。
※制度や金額は、年度や市区町村によって変わります。くわしくはお住まいの窓口でご確認ください。
出典:
- 品川区「日中一時支援」https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/kenkou-syogai/kenkou-syogai-nichizyouenzyo/20180629164732.html
- 品川区「ガイドブック 子ども発達支援」https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/kenkou-syogai/kodomoguidebook.pdf
- 品川区「移動支援事業(ガイドヘルパー)【地域生活支援】」https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/kenkou-syogai/kenkou-syogai-nichizyouenzyo/kenkou-syogai-nichizyouenzyo-kaigo/hpg000033436.html
- 品川区「品川区移動支援事業運営要綱」(令和8年7月1日改正)https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/contentshozon2026/idosien.pdf
- 品川区「短期入所(ショートステイ)【自立支援給付】」https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/kenko/shogai/1009478/1002707/1002731/1002736.html
- 品川区「品川区重症心身障害児者等在宅レスパイト・就労等支援事業」https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/kenkou-syogai/kenkou-syogai-nichizyouenzyo/20181010115701.html
- 品川区「医療的ケア児者等への支援」https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/kenko/shogai/1009480/1002793/1002898.html
- 品川区「障害の相談窓口のご案内」https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/kenko/shogai/1009478/1002699.html
- 品川区「障害者福祉手当(区制度)」https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/kenkou-syogai/kenkou-syogai-teate/hpg000024970.html