姫路市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
「姫路市で、障害のある子をあずけられるところは?」「学校が終わったあと、どこかで見てもらえないかな」。そんな疑問に答えるため、姫路市と兵庫県の公式ページで確認できたことだけを、やさしくまとめました。
姫路市の日中一時支援には、日帰りであずける「日中短期入所事業」と、下校後のお子様をあずかる「タイムケア事業」があります。兵庫県全体のことは、兵庫県のまとめ(「兵庫県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)もご覧ください。
姫路市の相談窓口
姫路市では、市役所本庁舎1階の「健康福祉局 福祉総務部 障害福祉課」が窓口です。障害のあるお子様の福祉サービスは、障害福祉課の「支援推進担当」が受けもっています。
身近な相談先として、地域相談窓口「ひめりんく」もあります。障害の種類にかかわらず、子どもから大人までの総合的な相談窓口で、ご家族からの相談も受けつけています。市内に5か所あり、お住まいの小学校区で担当が決まっています(ほかの区域のひめりんくにも相談できます)。受付は平日の9時から16時です。足が不自由なときなどは、相談員が家に来てくれることもあります。
日中一時支援(日中短期入所・タイムケア)
姫路市の日中一時支援には、2つの事業があります。
- 日中短期入所事業:ご家族の病気などで、昼にお世話をする人がいないとき、施設に日帰りであずけて、食事やトイレ、おふろの介護などを受けられます。障害のあるお子様も対象です
- タイムケア事業:小学校・中学校・高校・特別支援学校に通う、障害のあるお子様が対象です。下校後の活動の場所として、学校の空き教室などであずかります。ご家族の仕事や、ひと息つくためにも使えます
料金は原則として費用の1割で、1か月の上限があります。使うには受給者証と、地域生活支援事業の支給決定が必要です。使える時間や日数は、市のページにはのっていませんでした。障害福祉課でたしかめてください。放課後等デイサービスとのちがいは、「日中一時支援と放課後等デイサービスの違い」もどうぞ。
移動支援(姫路市のしくみ)
移動支援は、外出のときにヘルパーが付きそうサービスです。姫路市では、全身性障害・知的障害・精神障害のある「障害者(児)」が対象で、お子様もふくまれます。
生活に必要な外出や、余暇などの社会参加のための外出が対象で、原則1日のうちに終わる用事にかぎります。通勤など仕事のための外出や、1年中つづく長い外出は対象外です。料金は原則1割で、1か月の上限があります。
通学に使えるかどうかは、市のページには書かれていませんでした。お子様の通学の付きそいでこまっているときは、障害福祉課に相談してみてください。「通学に使える支援」も参考になります。
短期入所・医療型短期入所
お泊まりであずけたいときは、短期入所(ショートステイ)を使います。ご家族がお世話できないときに、施設に短期間とまって支援を受けられます。
医療的ケアのある重症心身障害児などのために、兵庫県は「輪番制」で医療型短期入所のベッドを確保しています。播磨地域では1床を、月ごとに病院が交代で受けもっています。令和8年度に姫路市内で受けもっているのは、姫路赤十字病院(5月・6月)です。
- 姫路赤十字病院:15歳未満。経管栄養のみで、呼吸の障害がないお子様など
- 兵庫あおの病院(小野市):18歳未満の重症心身障害児。人工呼吸器・経管栄養も可
- 加古川中央市民病院(加古川市):18歳未満。気管切開・吸引・酸素・経管栄養は可、人工呼吸器は不可
使うには、姫路市から短期入所の支給決定を受け、病院と前もって契約しておくことが必要です。予約制で、空きやお子様の状態によっては使えないこともあります。
また、兵庫県は令和8年7月15日から、兵庫県立こども病院(神戸市)で医療的ケア児のレスパイト入院をはじめました。人工呼吸器など高度な医療的管理が必要な15歳未満の、県内に住むお子様が対象です。1回6泊7日まで、1年に4回までで、かかりつけ医を通して事前の診察を申しこみます。
医療的ケアのあるお子様へ
姫路市は、医療的ケア児等コーディネーターの相談窓口を、姫路聖マリア病院(仁豊野)に委託しています。コーディネーターが相談を受けて、必要な支援機関を紹介したり、サービスを調整したりします。受付は月曜から金曜(祝日・年末年始をのぞく)の9時から17時です。
県の相談先として、「兵庫県医療的ケア児支援センター」(加西市、医療福祉センターきずな内)もあります。どこに相談すればいいかわからないときに、市や事業者とつないでくれます。
姫路市独自の手当
姫路市の「障害福祉のしおり」では、市独自の手当として次のものが紹介されています。
- 重度障害者(児)介護手当:月額10,500円(重い障害のある方を家で介護している方が対象)
- 障害者福祉金:年額で、療育手帳Aや身体障害者手帳1級などは30,000円(所得制限あり)
くわしい条件は、障害福祉課でたしかめてください。国の手当については「特別児童扶養手当と障害児福祉手当の違い・もらえる条件」もどうぞ。
さいごに
姫路市では、障害福祉課と、身近な「ひめりんく」が入り口です。下校後のあずかりはタイムケア事業、医療的ケアのあるお子様のお泊まりは県の輪番制など、使えるしくみがいくつかあります。まずは医療的ケア児等コーディネーターや窓口に、お子様の様子を伝えて相談してみてください。
一人でなやまず、窓口や相談支援専門員、主治医に相談してみてください。兵庫県全体のことは、兵庫県のまとめ(「兵庫県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)にまとめています。あずけさき手帖では、姫路市の施設をさがすことができます。
※制度や金額は、年度や市区町村によって変わります。くわしくはお住まいの窓口でご確認ください。
出典:
- 姫路市「地域生活支援事業」https://www.city.himeji.lg.jp/kurashi/0000001408.html
- 姫路市「障害福祉のしおり等」https://www.city.himeji.lg.jp/kurashi/0000020138.html
- 姫路市「障害福祉のしおり(別冊)」https://www.city.himeji.lg.jp/kurashi/cmsfiles/contents/0000020/20138/20260330bessatu.pdf
- 姫路市「障害者・障害児等の相談窓口」https://www.city.himeji.lg.jp/kurashi/0000014051.html
- 姫路市「医療的ケア児等やそのご家族の相談・支援」https://www.city.himeji.lg.jp/kurashi/0000031244.html
- 兵庫県「医療的ケア児等医療提供体制確保事業(輪番制による医療型短期入所事業所の空床確保事業)」https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf10/iryougatashort.html
- 兵庫県「医療的ケア児を対象としたレスパイト入院の開始」(令和8年6月)https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf10/press/20260624.html
- 兵庫県「兵庫県医療的ケア児支援センター」https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf10/iryoutekikeajishiennsenta.html