福山市の日中一時支援・移動支援
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はじめに
福山市では、日中一時支援や移動支援を「障がい者等日中生活支援事業」という市の事業として行っています。医療的ケアのあるお子様のために、市がガイドブックや防災マニュアルを作っているのも特ちょうです。
この記事では、福山市の公式ページで確かめられたことを、やさしくまとめました。
福山市の相談窓口
障害のあるお子様のサービスの申しこみは、福山市役所本庁舎1階の障がい福祉課です。障がい福祉課の中では、係ごとに受けもちが分かれています。
- サービス給付担当:障害福祉サービスや、日中一時支援・移動支援などの市の事業
- 相談支援担当:障害のある方の相談、障がい児の通園、医療的ケアのあるお子様の防災マニュアルなど
- 支援給付担当:手帳、手当、医療費の助成、日常生活用具など
どこに相談すればよいかわからないときは、障がい者基幹相談支援センター「クローバー」も使えます。福山すこやかセンターの中にあり、身体・知的・精神・発達など、障害についての相談をまとめて受けてくれます。月曜日から土曜日まで開いています。
日中一時支援
日中一時支援は、ご家族が働いているときや、ひと息つきたいときに、お子様を事業所で日帰りであずかってもらうサービスです。市の制度一覧(2026年度版)では、事業所で日中の活動や見守り、食事、送りむかえなどのサービスを受けられる、と案内されています。
福山市では、日中一時支援や移動支援を「障がい者等日中生活支援事業」として行っていて、市と協定を結んだ事業所の一覧が公開されています。市の実施要綱では、福山市に住む在宅の障害のある方とお子様が対象です。
使える量は、1か月の日数で決まります。要綱では、1回の時間によって数え方が変わり、3時間以上4時間未満は0.5日分、4時間以上8時間未満は4分の3日分、8時間以上は1日分として数えます。
料金は、原則として費用の1割で、1か月の上限があります。料金のしくみは「短期入所の費用はいくら?障害児の利用料のしくみ」でまとめています。福山市で1か月に何日使えるかは、障がい福祉課でたずねてください。
移動支援
移動支援は、ヘルパーが外出に付きそってくれるサービスです。福山市でも、日中生活支援事業のひとつとして行われていて、協定を結んだ事業所が市の一覧にのっています。
市の実施要綱では、通学・通園・通所のように、1年を通して長く続く外出には使えないとされています。料金は、日中一時支援と同じく原則として費用の1割です。
1か月に何時間使えるかは、市の公式ページでは確かめられませんでした。使う前に、障がい福祉課でたずねてください。移動支援が何歳から使えるかの全国的な考え方は、「移動支援は何歳から使える?障害児の条件と申しこみ方」でまとめています。
短期入所・医療型短期入所
短期入所(ショートステイ)は、家で介護をしている人が病気のときなどに、お子様が短いあいだ、夜もふくめて施設で入浴や食事などの介護を受けられるサービスです。
医療的ケアのあるお子様は、病院などで行う「医療型短期入所」が選択肢になります(くわしくは「医療型短期入所とは?福祉型との違いと使い方」)。福山市のガイドブックでは、急に具合が悪くなったときやレスパイト入院は、基幹病院や、入院できる協力医療機関が受け入れる体制が示されています。ただ、福山市の公式ページでは、医療型短期入所の施設名は確かめられませんでした。広島県内のあずけ先は、広島県のまとめ(「広島県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)で紹介しています。空きや受け入れの条件は時期によって変わるので、使う前に施設へ確かめてください。
医療的ケアのあるお子様へ
福山市は「医療的ケア児の支援に関するガイドブック(在宅医療体制)」を2026年1月に作っています。病院から家に帰るときに、どんな人が関わり、どんなサービスが使えるかがまとめられています。ガイドブックの中では、医療的ケア児コーディネーター(相談支援専門員)や、学区担当の保健師、福山ネウボラ相談窓口「あのね」も、支える人として紹介されています。
市のページでは「福山市医療的ケア児者のための防災マニュアル」も公開されています(2026年10月に更新)。災害にそなえて、かかりつけ医などの連絡先をまとめておけるようになっています。問い合わせは、障がい福祉課の相談支援担当です。
県の窓口として、広島県医療的ケア児支援センターもあります。東広島市の広島県立障害者リハビリテーションセンターの中にあり、医療的ケアのあるお子様とご家族の相談を受けてくれます。
福山市の助成
日常生活用具の給付では、吸入(吸引)器やパルスオキシメーターも対象の品目に入っています。料金は原則として基準額の1割で、市民税がかからない世帯と生活保護の世帯は、基準額の中なら自己負担はありません。買う前に申しこむ必要があります。
また、0歳から3歳になったあとの最初の3月31日までのお子様を対象に、児童発達支援などの利用者負担を軽くする、市独自の事業もあります(2020年度から。今の内容は障がい福祉課でご確認ください)。
さいごに
福山市は、医療的ケアのあるお子様のためのガイドブックや防災マニュアルを作り、相談の道すじをまとめているのが特ちょうです。日中一時支援や移動支援のくわしい使い方は、市のページだけではわかりにくいので、障がい福祉課や「クローバー」に相談してみてください。
広島県全体のあずけ先は、「広島県のあずけ先まとめ」にまとめています。あずけさき手帖では、福山市の施設もさがせます。
※制度や金額は、年度によって変わります。くわしくは福山市障がい福祉課でご確認ください。
出典:
- 福山市「障がい福祉課」 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/shogaifukushi/
- 福山市「制度一覧(2026年度版)」(身体障がい者手帳・療育手帳用) https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/life/412698_2560006_misc.pdf
- 福山市「障がい福祉サービス等の要綱について」 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/shogaifukushi/54985.html
- 福山市「福山市障がい者等日中生活支援事業実施要綱」 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/attachment/291034.pdf
- 福山市「障がい者(児)の福祉相談」 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/shogaifukushi/244741.html
- 福山市「医療的ケア児の支援に関するガイドブック ~在宅医療体制~」(2026年1月) https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/attachment/326860.pdf
- 福山市「福山市医療的ケア児者のための防災マニュアル」 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/kosodate/415009.html
- 福山市「日常生活用具費支給事業」 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/shogaifukushi/244530.html
- 福山市「児童発達支援等利用者負担軽減について」 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/shogaifukushi/221806.html
- 広島県「広島県医療的ケア児支援センターの御案内」 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/62/iryoutekikeajishiencenter.html