鹿児島市の日中一時支援・移動支援
更新日:
はじめに
「鹿児島市で、重い障害のある子をあずけられるところは?」「日中だけでもあずけたいけれど、どう申しこむの?」。そんな疑問に答えるため、鹿児島市の公式ページで確認できたことだけを、やさしくまとめました。
鹿児島市では、日中一時支援を「日帰りショートステイ」とよんでいます。また、市が独自に、障害福祉サービスの利用料を半分にするしくみを続けています。鹿児島県全体のことは、鹿児島県のまとめ(「鹿児島県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)もご覧ください。
鹿児島市の相談窓口
鹿児島市では、市役所の「障害福祉課」が窓口です。谷山地域にお住まいの方は「谷山福祉課」でも相談できます。
医療的ケアのあるお子様については、障害福祉課 自立支援係が担当です。市は令和8年3月に、医療的ケアのあるお子様とご家族向けのリーフレットを作りました。手当、医療費の助成、福祉用具、通所、保育所のことなどが1冊にまとまっていて、市のページからダウンロードできます。
障害福祉サービスを使うときは、市役所か相談支援事業所に相談して申請し、受給者証をもらってから事業所と契約する、という流れです。
日中一時支援(日帰りショートステイ)
日中一時支援は、ご家族の病気などで家でお世話ができないとき、施設で昼のあいだ一時的にあずかってもらえるサービスです。
鹿児島市で気をつけたいのは、対象が「短期入所の支給決定を受けている障害者・障害児」となっている点です。つまり、先に短期入所(お泊まりのショートステイ)を使えるように決めてもらう必要があります。使える時間には基本の時間が決まっています。何時間まで使えるか、料金はいくらかは、障害福祉課か谷山福祉課でたしかめてください。
移動支援(ガイドヘルプ)
移動支援は、外出のときにヘルパーが付きそうサービスです。鹿児島市のページでは「障害者(児)」と書かれていて、お子様もふくまれます。
対象は、身体障害者手帳(第1種)を持っている方、療育手帳を持っている方、外を移動するのがむずかしい難病の方などです。重度訪問介護や同行援護などを使っている方は、原則として対象外です。
通学や通所に使えるかどうかは、市のページには書かれていませんでした。使える時間も基本の時間が決まっているので、くわしくは窓口で聞いてみてください。通学のことは、「通学に使える支援」もどうぞ。
短期入所(お泊まりのショートステイ)
ご家族が病気などで家でお世話ができないとき、施設に短期間とまって、食事やトイレ、おふろの介護を受けられます。お子様は、国が決めた区分1以上にあたることが条件です。
料金は、所得におうじた負担です。鹿児島市は平成19年4月から、障害福祉サービスの利用者負担を、市独自に2分の1にしています。障害のあるお子様の世帯(一般1)の上限は国の制度で月4,600円ですが、そのうえで市の軽減があります。くわしい金額は窓口でたしかめてください。
市のページには、医療型短期入所の施設名はのっていませんでした。重い障害や医療的ケアのあるお子様のお泊まり先は、鹿児島県のまとめ(「鹿児島県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)にのせています。
医療的ケア・重い障害のあるお子様へ
鹿児島市には、市独自の「在宅重度心身障害児家族支援事業」があります。訪問看護の看護師が自宅などに来てケアをするあいだ、ご家族が休めるように、その費用を市が助成するしくみです。
- 対象:18歳未満で、身体障害者手帳1・2級、療育手帳A1・A2、または身体障害者手帳3級と療育手帳B1の両方を持っているお子様
- 時間:1年度に24時間まで
- 内容:医療保険で使える時間をこえて家で使う分と、医療保険がきかない家の外で使う分を助成
- 申しこみ:前もって登録が必要。訪問看護ステーションを通して申請します
このほか、市のページでは、次のような助成も確認できました。
- 人工呼吸器・酸素濃縮器の電気代の助成:月2,000円(呼吸機能障害1級・3級で、世帯の市町村民税が非課税の方など)
- 紙おむつ代などの助成:月4,000円まで(身体障害者手帳の肢体不自由1・2級か療育手帳A1・A2・Aで、世帯の市町村民税が非課税の方。前もって登録が必要)
医療的ケアについて広く相談したいときは、「鹿児島県医療的ケア児等支援センター」(鹿児島市桜ヶ丘、鹿児島県看護協会が運営)も使えます。18歳以上の方の相談も受けつけています。
鹿児島市独自の負担の軽減
放課後等デイサービスについても、市独自の助成があります。令和7年10月から、それまでの全額助成が「2分の1の助成」にかわりました。障害のあるお子様の世帯(一般1)では、1か月の上限が国の4,600円から2,300円になります。児童発達支援などは、引きつづき全額助成です。日中一時支援とあわせて使うときの参考にしてください。くわしくは「日中一時支援と放課後等デイサービスのちがい」もどうぞ。
さいごに
鹿児島市では、障害福祉課(谷山地域は谷山福祉課)が入り口です。日帰りショートステイを使いたいときは、先に短期入所の支給決定が必要なので、早めに相談しておくと安心です。重い障害のあるお子様は、訪問看護の助成も使えるか聞いてみてください。
一人でなやまず、窓口や相談支援専門員、主治医に相談してみてください。鹿児島県全体のことは、鹿児島県のまとめ(「鹿児島県の短期入所・障害児のあずけ先まとめ」)にまとめています。あずけさき手帖では、鹿児島市の施設をさがすことができます。
※制度や金額は、年度や市区町村によって変わります。くわしくはお住まいの窓口でご確認ください。
出典:
- 鹿児島市「在宅生活の援助」https://www.city.kagoshima.lg.jp/kenkofukushi/fukushi/syofuku/kenko/fukushi/shogai/zaitaku/index.html
- 鹿児島市「障害福祉サービス」https://www.city.kagoshima.lg.jp/kenkofukushi/fukushi/syofuku/kenko/fukushi/shogai/shienho/service.html
- 鹿児島市「在宅重度心身障害児家族支援事業」https://www.city.kagoshima.lg.jp/kenkofukushi/fukushi/syofuku/kenko/fukushi/shogai/zaitaku/zaitakusien.html
- 鹿児島市「医療的ケア児支援リーフレット」https://www.city.kagoshima.lg.jp/kenkofukushi/fukushi/syofuku/kenko/fukushi/shogai/ikeazileaflet.html
- 鹿児島市「放課後等デイサービスの利用者負担独自助成の見直しについて」https://www.city.kagoshima.lg.jp/kenkofukushi/fukushi/syofuku/kenko/fukushi/shogai/ryoiku/documents/333.pdf
- 鹿児島県「鹿児島県医療的ケア児等支援センター」https://www.pref.kagoshima.jp/ae07/ikeajic.html