18歳から先のこと

障害児の18歳のその後は?施設と暮らしの場の選び方

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はじめに

「18歳になったら、今のあずけ先や施設はどうなるの?」。特別支援学校の高等部に入るころから、この不安を感じるお父様・お母様が多くなります。

18歳をさかいに、使う制度が子ども向けから大人向けに変わります。この切りかわりを「18歳の壁」とよぶこともあります。この記事では、18歳のあとの暮らしと、いつから何をじゅんびすればいいかをまとめました。

18歳で変わること

子どもの入所施設は、原則として18歳までの施設です。2024年4月からは、移る先がすぐに決まらないときなど、必要な場合は22歳まで(23歳になるまで)入所を続けられるしくみができました(こども家庭庁の通知)。

それでも「移る先が見つからない」ことがある

2021年3月の国の調べでは、18歳をすぎても移る先が決まらず、子どもの入所施設に残っている方が、全国に470人いました(厚生労働省の資料)。強度行動障害のある方などは、受け入れ先が特に少ないとされています。

大人の入所施設やグループホームは、空きを待つことが多いです。18歳になってから探し始めると、間に合わないことがあります。

18歳のあとの暮らしの場

暮らしの場 どんなところ
ご自宅 ご家族と暮らしながら、日中は生活介護などに通う。短期入所やヘルパーも使える
グループホーム 少人数で、世話人などの手助けを受けながら暮らす
入所施設(障害者支援施設) 夜も含めて、施設で生活の手助けを受ける
療養介護 医療的なケアが常に必要な方が、病院などで暮らす

いつ、何をじゅんびする?

  1. 中学生のころ:卒業後の暮らしについて、家族で話しはじめる
  2. 高等部1年:生活介護やグループホーム、入所施設の見学を始める
  3. 高等部2年:学校の実習で、卒業後の通う場所を体験する
  4. 高等部3年:卒業後の通う場所を決め、手続きを進める

あわせて、大人向けの短期入所も早めに使っておくと、将来の暮らしの場を考えるときの手がかりになります。

お金のじゅんびも

20歳になると、障害基礎年金の手続きができます。診断書を書いてもらう時期が決まっているので、19歳の後半には、年金事務所や市区町村に相談しておきましょう。

さいごに

18歳のあとの暮らしは、お子様にとっても、ご家族にとっても、大きな節目です。早めに見学を始めて、「ここなら」と思える場所を、あわてずに探していきましょう。

あずけさき手帖では、短期入所や日中のあずかりなど、今使えるあずけ先を全国から探せます。

※制度の内容や手続きは、お住まいの地域によってちがいます。くわしくは市区町村の窓口や相談支援事業所でご確認ください。

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